もう我慢の限界！セックスレスを理由に離婚を切り出すのはアリ？

セックスレスが常習化している場合、相手にどんなに自分の気持ちを伝えても状況が改善しなければ、いっそのこと別れた方がいいのではないかと考えてしまいますよね。

漫画『セックスハラスメント』でも、夫の山木がセックスを拒否することで「このまま子どもが授からなかったらどうしよう」とポレ美が悩むシーンがあります。

結婚したら子どもが欲しいと望むのは当たり前のことですが、できないならば「自分が子どもが産めるうちに別の相手を探した方がいいのかもしれない」「パートナーと一緒にいることすら辛く感じるため、いっそのこと別れたい」と考える方は、想像以上に多いです。

離婚した夫婦に調査した離婚理由としてあげられたものランキングの8位に「セックスレス」があげられています。実際に体の関係が無くなったことで、離婚にいたった夫婦もいることがわかりますね。

ここで、「セックスレスを理由に離婚することができるのか」と驚く方も多いのではないでしょうか。

離婚原因として民法上認められるのは、①不貞と②悪意の遺棄、③3年以上の生死不明、④回復しがたい精神病、⑤その他婚姻を継続し難い重大な事由です。

セックスレスは⑤その他婚姻を継続し難い重大な事由として認められるので、セックスレスを理由に離婚することはできます。

ただし、相手が病気のためセックスできない場合や、生活リズムがお互い合わず、物理的にセックスできない場合、高齢でセックスができない場合には、セックスレスを理由に離婚することはできません。

『セックスレスハラスメント』から学ぶNGな解消法
「もう彼と一緒にいない方がいいのかもしれない」「離婚したほうがいいのかもしれない」と悩みますよね。しかし、できれば好きな人とまたセックスをしたい、できるだけ一緒にいたい…と思うもの。

そんな方のために、セックスレスに陥ったときにしてはいけない間違った対処法をご紹介します。セックスレスは間違った対処法で、男性がよけいにセックスを拒否したり、場合によって2人の関係性が悪化してしまったりと、案外注意が必要です。

漫画『セックスレスハラスメント』でも、主人公ポレ美が夫の山木に対して、間違った行動をしてセックスレスが解消されずに悩み続けます。

これからあげる間違った対処を既にしてしまっていたら、気をつけてくださいね。