W不倫が招いた取り返しのつかない後悔と懺悔

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2018.10.10

セックスレスが原因だった..(東京都 男性/33歳)

夫婦関係を長く続けるのなら、言葉のコミュニケーションと、セックスのコミュニケーションが合うと長続きするそうです。

おしゃべりが得意な人、寡黙な人、聞き上手な人、さまざまですが、居心地の良さは人それぞれです。同様に、セックスも性欲が強く頻度が多いことで満足を得る人も、少ないほうがいい人も男女関わらずいるでしょう。

夫婦お互いにセックスレスでもいいというのなら、同じ傷みを共有しあい、夫婦は別の形で愛情を確認しあうことができるかもしれませんが、概ね「セックスレス」というフレーズが浮かぶときは、夫婦いずれかが不足しているという感覚を持っていることが多いものです。

セックスレスとは日本性科学会によれば、「病気など特別な事情がないのに、1か月以上性交渉がないカップル」と定義されていますが、便宜上「カップルのうち、どちらかがセックスをしたいと望んでいるのに、長期間それができない状態」を総じて「セックスレス」と呼ぶのが一般的な解釈です。
また同学会の94年の発表では性交や性的接触が無くなっている状態を『特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシャル・コンタクトが一ヶ月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合』と捉えています。ちなみにそこで書かれるセクシャル・コンタクトというのはセックスに限らずキスをしたり抱き合ったり手を握ったりという体に触れ合う行為をいいます。

東京都に住む会社員Oさんは、まさにこのセクシャルコンタクトすら出来ないセックスレスの環境に悩んでいました。

「結婚したてから妻はあまりセックスをしたがるタイプでは無いのですが、自分が誘えば断られたこともあって誘いづらくなったっていうのはあります。」

一般的に、セックスレスまたは、セクシャルコンタクトレス状態に陥る状態の理由には、このようなものがあります。

  • 仕事での体力や精神的な疲れ
  • 夫婦の生活時間が合わない
  • 子育て時間に追われている
  • 子どもの前で夫婦が触れ合えない
  • 恋愛感情を失い、段々と相手を異性として見られなくなる
  • 年齢や体力の、衰えで性欲減退
  • 産後ホルモンの乱れ

セックスを減らすには、せめてセクシャルコンタクトをとったり、お互いでセックスをしようという気概がない限り、夫婦が二人で生活を共にしていればいくらでも失われていくもの。そんなとき、特に男性たちは妻を庇う意識は持つものの、潜在的にはセックス出来る相手を求めてしまうことも多いそうです。

「自分の後悔は、妻がW不倫をしてたことを知ったときでした」

妻に問いただしたときに、妻が泣きながら放った言葉は”セックスレスだったから”といわれたOさん。
なんで妻の気持ちを聞いてあげなかったんだろう。

「止む無く妻に浮気させてしまった自分も自分だけど、浮気した妻へのどうしようもない怒りもくすぶるし、このモヤモヤとした気持ちだけが残ってしまったことに気付きました。」

セックスレスを話し合うのは夫婦で話しあうことがとても難しいナイーブなことですが、今はただOさんの中にはそれならあの頃に戻ったらどうやり直せるのかという問いに頭を悩ませる日々なのだそうです。

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