今話題の「セックスレスハラスメント」は夫も悩んでいる!

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2019.4.5

「セックスレスハラスメント」とは「今日も拒まれてます 〜セックスレス・ハラスメント 嫁日記〜」というエッセイ漫画で注目されるようになった言葉です。
言葉を定義すると「正当な理由もなくパートナーとのセックスを拒否し、相手を傷つける行為」と言えるでしょう。
さらにセックスを拒む際に、自分の非を認めないだけでなく、その責任を一方的に相手にに押し付けてきます。
さらに精神的に追い込んで、逆に相手を支配しようとする人も少なくありません。
作中では、夫の浮気が主な原因であり、妻目線で描かれた内容になっていますが、セックスレスハラスメントに悩んでいるのは女性だけではありません。
妻からセックスを拒まれて悩む男性や、カップルでもセックスに対する意識に温度差があり、男性側の方が追い詰められている調査結果も報告されています。
では、セックスレスハラスメントにはどのようなパターンがあるのか?
実例を交えながら解説していきます。

夫がセックスを拒否する理由と問題になる伝え方

(1)疲れている/眠たい

これは誰にでも経験がある事でしょう。
長年、夫婦として生活をしていれば仕事や家事で疲れてしまい、妻への気持ちがあっても、現実的に体力が持たない時もあります。
仕事が繁忙期だったり、大きなプロジェクトに関わっているタイミングだと、1分でも時間があれば寝たい…と思う事も珍しくありません。
そんな時に、妻からのお誘いを
・こっちは疲れているのに配慮が足りない。
・お前は家で楽してるからそんな元気があるけど…。
・就寝時間をずらして、意図的&露骨にセックスを避け続ける。

などと言って拒否したら、セックスレスハラスメントになる可能性が高くなります。
もちろん「疲れていて、その気になれない」というのは、仕方がない時もあるでしょう。
しかし、それを当たり前のように振る舞い、当然のように拒否し続けると相手を傷つける行為に該当します。

(2)機能不全が原因

男性は一定の年齢を過ぎると、若い頃のような勢いが無くなってきます。
しかし、それを正直に妻に伝えるのは、男のプライドもあって中々言い出しにくい事。
事実を認めたくない…という気持ちや焦りから、逆に妻を責めてしまう話も珍しくありません。
その時に
・加齢や体型の変化等の理由で、妻に女としての魅力を感じなくなった。
・女性より家族としての愛情を感じてしまい性的な対象に見えなくなった。
・露骨に要求されると逆に萎える…。

などと言って、相手にしか非がないような言い方をしてはいけません。
これは単純に、男の見栄を守るために文字通りパートナーに責任転嫁をしているだけです。
原因は生活習慣や仕事のストレス、加齢による機能低下など様々ですが、事実を隠して相手を責めるのは「逆ギレ」や「八つ当たり」と同じです。

(3)浮気をしているので気持ちが向かない

これは、セックスレスハラスメントとは別の問題になるので、詳しい解説は割愛しますが、
・外でパートナー以外の人とセックスをしているので、単純に精力が無い。
・パートナー以外に好きな人が出来たので、セックスそのものをしたく無い。
・浮気の背徳感や罪悪感からパートナーを避けるようになる。

などの理由が挙げられるようです。

この時にセックスが出来ない理由を、(1)(2)のように相手を責めるような言動・態度を取ればセックスレスハラスメントに該当します。
(だからと言って、本当の事を素直に言えば別の問題が発生しますが…。)

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