DV夫・妻の心理とは?
DVとはどのような行動なのかを見ていきましたが、夫婦関係でありながらDVをしてしまう夫と妻の心理を見ていきましょう。
DV夫の心理
まずは夫がDVをする心理です。
ストレスのはけ口
会社で上司や部下から受けるストレスなど、上手に発散できずにいたりすると妻または子供などにあたってしまうのです。
とても理不尽ですが、妻のちょっとした一言や態度などが気にくわないなど、何かと理由をつけDVを行ってしまうのです。
とても一方的で自分勝手な行為ですし、自分のストレスのはけ口として当たるのは間違っています。
独占欲が強い
好きだからこそ妻の全てを知りたい、周りの人に近づけさせたくないというような、独占したい気持ちがだんだん強くなり、次第に自分の私有物のように扱ってしまうのです。
自分の思い通りにならなければ、暴力や部屋に隔離などして、精神的に追い込んでしまうのです。
やはり、自分の都合で相手の気持ちなど考えたことはないのです。
自分は被害者
相手が怒らせるような事をするとか、嫌な気持ちにさせるというように、自分は被害者でけして悪くないのだと決めつけています。
ですから、妻に怪我を負わせたとしても、お前が悪いと自分のした事を棚に上げて、いつまでも被害者として否定し続けるのです。
実際に妻の奇麗な体に傷を負わせているわけですから、いくら否定続けていたとしても分かることですし、頑なに否定するのは間違っています。
DV妻の心理
続いて、妻がDVをする心理を見ていきましょう。
不満をぶつける
ストレスのはけ口にするというのは夫と同じです。
ただ、妻がDVをする場合において、殴ったり蹴ったりという暴力ももちろんありますが、どちらかというと言葉の暴力の方が多いのです。
例えば、周りの友達の旦那はこうだとか、私はあなたの収入が低いせいでこんな生活だなどと不満をぶつけるのです。
永遠と続く為、仕事で疲れているのに疲れも取れず、睡眠時間が削られるということもあります。妻は無意識にしており、日々強い口調で罵倒され続ければ、夫も精神的に参ってしまいます。
子育ての疲れ
子育てで悩んでいるのに協力的ではない夫に対してや、子供に関しての疲れというものが夫にDVをしてしまう一つの原因でもあります。
夫婦喧嘩であれば解決できるのですが、一方的に怒鳴り声を上げたり、物を投げたりと、私ばかりが子育てしているのだというように責めてきます。
夫は妻の話を聞き流しフェイドアウトしようとしますが、それが逆に妻をエスカレートさせてしまうので、DVが続いてしまうことになるのです。
見下している
不満や疲れもそうですが、妻がDVをする場合には夫を見下しているという背景があります。
特に多いものは、揚げ足をとるような言動や馬鹿にした態度など、どれも強い口調で浴びせられてしまい、最終的には何をやっても文句しか出てくることはありません。
夫が少し頼りない部分はあるのかもしれませんが、完ぺきな人間はいませんし、そもそも妻はどうなのでしょうか。
自分の存在を否定され続ければ、自分の意思もどんどんなくなってしまい、言い返す気力もなくなってしますのです。
DVというと男性が主にしているという認識が強いかと思いますが、女性も少なくないのです。