DV夫・妻の特徴や性格
DVをする夫・妻の心理を見てきましたが、次に特徴や性格について見ていきましょう。
外面がよい
家の中と外では性格が全く違い、職場や周りには気付かれないほど、穏やかでとても優しいという印象を持たれます。
DVなんてしている人にはとても見えないというのがほとんどです。義両親からも好印象ですので、DVをされているとは信用してもらえないこともあるのです。
優しくなる
暴力をした後、必ずといっていいほど優しくなります。
直後には優しいそぶりを見せますが、なにか気に入らないことが起こればすぐに態度は豹変します。
暴力を行い、そしてまた優しくなる、その繰り返しなのです。
ただ、相手は暴力をされ続けていても優しい時を知っている為、なかなか抜け出すことができないのです。
自己中心的
基本的に、何事も自分が正しい、常に相手が悪いと思って生きています。
人に意見をされると苛立ちが募り、さらに相手に暴力を振るったり、気分次第でDVがエスカレートしたりすることもあるのです。
たとえ相手にひどいゲガを負わせた場合であっても、けして謝ることはありません。
どこか相手をコントロールさせていき、そうさせた相手が悪いと思わせてしまうのです。
愚痴が多い
被害妄想が激しい所があり、常日頃から愚痴が多いのが特徴です。
気にくわないことがあれば、すぐにクレームをつけるといったような、クレーマー体質でもあります。
すぐに不満が溜まり愚痴が溢れ出てくるのですが、その矛先を家族に向けてしまうという、DVをする人の特徴です。
依存している
DVをする人の中には、相手に依存している場合もあります。好きすぎるがゆえに嫉妬深くなり相手を傷つけてしまうのです。
常に相手を独占しておきたいという気持ちが強く、他の人に関わって欲しくない、自分がいなければ何もできないだと、相手が離れられないようにコントロールしていきます。そして自分自身も相手から離れられない状態になってしまうのです。
DVをされた経験がある
当人自身が子供の頃などに親や親戚、交際相手などからDVを受けていた経験がある場合、自身も同じようにDVをしてしまうという可能性があります。
深い傷を負ったことにより、相手にも同じ気持ちを味わってほしいという歪んだ感情を持ってしまう人もいれば、そういった環境でしか育っていないこともあり、間違った愛情表現でしか人と接することができず、DVを繰り返してしまうのです。