DVから逃れるための対処法

次に、DVで悩んでいる方がDV夫と別れたいと思った時にきちんと逃れられる為の対処法を見ていきましょう。

被害を認める

DVの被害に遭われている方は、自分はDVなんかされていない、ちょっとした喧嘩だったなど、相手は悪くないと否定します。
もちろん夫婦間のことですので、本人が認めなければ助けたくても中々難しい所です。
ただ、自分でもこれは行き過ぎだな、命の危険を感じたというのであれば、それは確実にDV被害にあっています。ずっと同じようにDVをされ続けていれば、感覚も麻痺しているので、少しでもおかしいなと気づいた時にまず被害にあっているのだと認めて下さい。

自分を責めない

DV被害を認めることができれば、次に何をすればいいか見えてきます。
ただ、被害に遭われた方は自分が至らないせいで原因を作ってしまったと、とにかく自分を責めてしまいます。
DVは犯罪ですので、被害に遭われている方は被害者であり今すぐに解放されるべきです。
自分を痛めつけ、精神的に追い込んできた相手を守る必要はありません。まずは、自分のことを1番に考え、大切にしてください。

両親、信頼できる方に相談する

こういう状況になっているというのは中々伝えづらい問題ですが、幻滅などせず必ず助けてくれます。
ずっと一人で抱えていても、何も解決しないまま苦しい日々を送ることしかできません。
もう自分だけではどうすることもできないので、周りに頼ってみましょう。
両親や親戚、友人、とにかく自分にとって信頼できる方です。打ち明けてみましょう。甘えてみましょう。
必ず支えになってくれます。

相談窓口を利用する

そうはいっても、周りとの関係がまともに取れていないこともあります。
そうした場合、相談窓口を利用してみましょう。
全国各地に相談できる施設があるので、まずは電話やメールでの相談もしてみましょう。
女性の担当者がいいなど、要望に合わせて自分にあった方法を紹介してくれます。
また、第三者に漏れることがないようきちんと個人情報も守ってくれますし、匿名での相談ものってくれます。
どんな小さなことでも大丈夫です。まずは、自分の為に一歩踏み出してみましょう。

家を出る

とにかくDVから逃れるには一緒にいないことです。別れてしまえば、周りが守ってくれますし、心の傷も少しずつ癒えてくるはずです。まずは勇気を出して、家を出る準備をしてみましょう。
相談窓口でもしっかりサポートしてくれるので、周りに協力してもらいながら進んでみましょう。

最後に

DVで悩まれている方、別れたいと悩んでいる方、必ず安全に別れる事はできます。
関係を断つというのは苦しいことや、悩むこともあると思います。
友達や周りの方と一緒に、気持ちを強く持って、前に進んでみてください。