実際の別れ話の切り出し方

後々になって揉めないためにも、きちんとした形で別れ話をするのがベストです。
しかし、意外とちゃんと話し合いの場を設けて別れ話をしていない男性は多く、それが火種になっている事に気が付いていない人も少なくありません。
最終的に別れてしまえば問題ない…というのであれば、一方的に別れ話を押し付けて逃げ切る方法もありますが…。
今まで付き合っていた彼女に対して、少しでも感謝の念があるのであれば、そこはきちんとケジメをつけるべきでしょう。

（１）やってはいけない別れ話の仕方

まず、ついやってしまいがちですが、別れ話をする際にやってはいけない方法を紹介します。
・ LINEで別れたい事をメッセージ送り、それ以降は既読スルー。
・ 自然消滅を狙って「少し距離をおきたい」と関係を曖昧にする。
・ 「君には僕よりふさわしい人がいるはず！」と意味不明な身の引き方をする。

これらは全て「だから何？」というのが女性の率直な意見です。
今まで真面目に付き合っていたのであれば、安易なフェイドアウトは返って相手を傷つける事になります。

また、別れ話が完全に決着していない状態で他の女性と関係を持つこともマナー違反です。
元彼女と本命の彼女がいらぬ争いをした結果、どちらからも相手にされなくなる…というパターンになったら最悪です。

（２）別れ話をする場所

別れ話が揉めそうな相手と話をする時の鉄則は「二人きりで会わない事」です。
そのため、公園や落ち着いた雰囲気のBARなど、近くに無関係の第三者がいる場所が適しています。
これは相手が感情的になって暴れ出したりしないようにするため。
また、閉園時間や閉店時間がある場合、それが話し合いをするタイムリミットにもなるので、延々と終わりのない話をする事を避けられるメリットもあります。
どんな女性でも、近くに無関係な人がいれば必要以上に暴れることは考えにくいです。
（ドラマにありがちな、コップの水を顔にかけられるぐらいはあると思いますが…）

自宅や車の中の方が落ち着いて話ができる…と思いがちですが、これは時間制限がなくなるため話が終わらず、最終的な結論が先延ばしされる恐れもあります。
ファーストフード店やカラオケボックスなどの安っぽい雰囲気の場所は避けるように配慮しましょう。
「私ってその程度の女だったの？」と思われてしまうと、いらぬ怒りを買ってしまう事があります。

（３）別れ話の切り出し方

会っていきなり「別れてください！」と切り出すのは得策ではありません。
そんな事を言われた彼女は仮に薄々気が付いていたとしても「何で？」と理由ぐらいは聞きたくなるでしょう。
場合によっては、現実を直視できずに、ふざけて場の雰囲気を変えようとする人もいます。

そこで、まずは会話の冒頭に以下のような言葉をつけてみてください。
・ よく考えたんだけど…
・ 言いにくいことではあるんだけど…
・ とりあえず、話を聞いてほしいんだけど…

など、ワンクッションを置きつつ、別れ話が決して思いつきや勢いで話をしていることでは無い事を伝えます。
その上で、別れたい理由を明確かつ端的に伝えます。
この時、余計な言い回しやダラダラ長い理由の説明は返って話をこじらせる原因になるので、はっきりと「別れたい」という言葉を相手に伝えましょう。
あとはひたすら頭を下げて相手の気持ちが落ち着くのを待つしかありません。

この時「自分は悪くない！」という態度は絶対に取ってはいけません（仮に彼女に問題があったとしても）
全面的にこちらが悪者になるぐらいの気持ちでいた方がいいでしょう。