なぜダブル不倫をしてしまうの?ダブル不倫をハマりやすい人の特徴やリスク!

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2019.1.13

ダブル不倫のリスク

どんな事情はあるにしても、不倫は許される行為ではありません。
特にダブル不倫は当事者間だけの問題ではなく、周囲を巻き込んだ非常に迷惑な話になります。
では、ダブル不倫にはどんなリスクがあるのか見ていきましょう。

(1)離婚および高額の慰謝料

不倫が明るみになれば、当然、離婚も視野に入れた話し合いをすることになります。
通常の慰謝料相場は200万〜300万円ですが、ダブル不倫の場合、状況によっては倍の負担を要求される事もあります。
これは、ダブル不倫をしていた男性が、自身の配偶者と不倫相手の配偶者男性から慰謝料を請求され認められた時。
さらに不倫相手の女性に経済力が全くなかった場合、その総額を当事者の男性に請求されるケースです。

逆に、双方の夫婦で慰謝料を相殺するケースもあります。
これは状況によって非常に判断が難しいので、弁護士等の専門家に依頼する必要がありますが、話を早急に収束させたくて相殺を選ぶ人たちもいます。
慰謝料の相殺を選んだ場合、ダブル不倫をしていた当事者たちは実質的に金銭的なペナルティは無くなります。
しかし、被害を受けた側は泣き寝入りと同じ状況になるため、虚無感しか残らないようです。
当然、その後の夫婦関係を修復することは困難を極めるでしょう。

(2)社会的信用の消失

不倫の発覚は社会的信用を一気に失います。
ダブル不倫の場合、関係してくる人物が増えるため、その影響力は単純に倍になる計算です。
場合によってはお互いに会社を解雇(自営業者の場合は閉店)に追い込まれ、地域に住む事も難しくなれば転居の必要も出てきます。
その後の生活態度次第では社会復帰も可能ですが、それには並ならぬ努力が必要です。
不倫さえしなければ不要だったはずの苦労をわざわざ好んでする人はいないでしょう。
また、友人知人も一気に減る可能性があり、特に裏切った配偶者と実家を含めた親族から絶縁されることは必至です。
テレビの中では不倫もネタにはなりますが、実生活において不倫がやめられない人がいたら自然と距離をおくのは、ごく普通の対応です。

(3)子供への影響

ただでさえ両親の離婚は子供に大きな影響を与えますが、その理由が不倫であれば尚の事です。
さらにダブル不倫となれば、双方の家族が存在するため、その影響力は計り知れません。
加えて、先述のPTA不倫の場合、子供同士が友人である事が十分に考えられます。
自分の両親の離婚の原因が、友人の親にある…と知ったら、どのように気持ちの整理をつければよいのでしょうか?
子供は両親の離婚に際して慰謝料の請求ができるわけではありません。
しかし、精神的なショックや将来的に得られるはずだった権利を奪われた事に対する被害額は決して安いものではないはずです。

最後に

不倫をしてしまう人達に共通して言えることは、目の前にある問題に対して真摯に対応していない事が挙げられます。
ストレスや不平不満を一方的に相手の責任と思い込み、自分自身を常に正当化している傾向があります。
さらにお互いに既婚者でもあるにも関わらず、わかっていて不貞行為に及ぶダブル不倫は、判断能力の欠損だけでなく、悪意すらも感じます。
普通であれば、多少の夫婦喧嘩をしても越えてはいけない一線は言われなくてもわかっているはずです。
また、わざわざリスクの高い既婚者同士で付き合うという愚かな選択はしないはずです。

自分のパートナーに不満を感じるようになったら、多少の喧嘩はしてもよいと思います。
問題を解決するための建設的な喧嘩で不倫のリスクを回避できるのであれば、むしろ「本音で語り合える良い夫婦」だと言えるでしょう。

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