セックスレスは不倫の温床。夫婦関係を保つために大事な事。

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2018.11.25

妊娠をきっかけにセックスレスになった妻の調査事例

依頼者の男性は、妻の妊娠をきっかけにセックスをしなくなった…との事でした。
当時は物理的に不可能なので仕方がないとして、出産後もなんとなく性交渉を持たない期間が続きました。
これでは良くない…と思いセックスに誘ったところ、出産の影響か、激しく性交痛を訴えるようになり、そのままセックスレスに。
普段の生活は問題ありませんが、夫としては性欲が溜まる一方でした。

(1)夫が風俗店を利用したきっかけで…

そんな時、つい魔が差して風俗店を数回利用。
当然、あっさりバレてしまい、その事が決定打で夫婦関係は完全に悪化しました。

子供の事や世間体もあったので離婚はせず、そのまま婚姻関係は継続し、生活は共にします。
夫婦関係は険悪だったものの、夫としても自分にも非があるので反論はできませんでした。

しかし、しばらくすると妻の行動にも不審な点が目立つように…。
仕事の合間に妻に電話やメールをしても連絡が付かず、外回りのついでに自宅に立ち寄ると外出をして不在な日が目立つようになっていきます。

その事について聞いてみると、何も無かったかのように「買い物に行って、そのまま友人とお茶していた」との説明。
しかし、買い物をしてきた様子もなく、目も合わさない態度に不信感が募りました。

(2)調査の実施

念のため…と思い、妻の日常生活の素行調査を依頼。
この時点では浮気以外の可能性も全否定できなかったので(ギャンブル依存等)期間を決めて、日常生活の全貌を明らかにする方向で調査を進めました。

すると、子供を保育園に送った後に、近くのダンス教室に出入りしている事が判明。
一見、夫に内緒でダンススクールに通い気分転換でもしていた…ように見えましたが…。

しかし、その施設の営業時間を調べてみると、妻が出入りしている時間は明らかにオープン時間前。
その後も週3〜4回のペースで営業時間前に教室のあるビルに入り、営業が始まる30分前には退出しています。
(営業時間は13時〜21時でしたが、妻が入っていく時間は10時前後。出てくる時間は12時過ぎ)

さらに休業日にも出入りしている事が判明し、明らかに通常の利用とは異なる使い方をしているのは間違いなさそうでした。
さらに、代表講師の身辺調査を進めると驚くべき事が判明。
いわゆる妻の元彼で、結婚後も度々密会を繰り返していた可能性まで浮上してきました。

(3)調査の結果

ダンス教室のある雑居ビルへの潜入調査はできなかった事に加え、ラブホテル等へ出入りしている写真などの物理的証拠は手に入れられませんでした。
しかし、1ヶ月間に10回以上の不自然な行動記録は状況証拠としては十分と判断。
調査報告書を元に妻と話し合いの席を設けると、不倫の事実をあっさり認めました。

しかし、不倫に至った過程は「夫に全責任がある」「夫に男性としての魅力を感じられない」「勝手に調査をするのはプライバシーの侵害でストーカー行為だ!」とし、責任に関しては全否定。
離婚をする意思は無く、仮に離婚をするにしても親権は譲らず慰謝料請求もする…という主張を繰り返すばかりでした。
(ただ、夫も風俗に行った前科があるため強く反論できず…。)

こうなると、調査会社としそれ以上の関与はできず弁護士に任せるしかありません。
その後の詳細は不明ですが、離婚をするにしても夫婦関係の修復を目指すにしても、道のりは険しそうだな…と思うばかりです。
(元を正せば、夫の風俗通いが原因だったわけですが…。)

次は..セックスレスにならないための方法とは?

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