不倫中の既婚男性が離婚に踏み切れない理由とは?

カテゴリ:浮気・不倫
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2019.5.19

金銭的に厳しい


夫側から離婚を切り出した場合、妻側がすんなり納得しなければ慰謝料や養育費を請求されることが多いでしょう。
慰謝料や養育費を払う余裕のある男性であればお金で解決となるでしょうが、全国の平均年収が下がり続けている現代ではなかなか難しいのが現実です。
離婚理由によって金額も異なりますが、万が一不倫の事実が明るみになった場合には高額な慰謝料が請求されることも。
現実的に考えたときに、支払い能力がないとなると離婚に踏み込むのは難しいでしょう。

妻に拒否されている


妻側が断固拒否していて離婚ができないというパターンも少なくありません。
夫がどんなに望んでも妻が離婚を拒否するのは、専業主婦で生活能力がないという金銭的な不安か、夫が自分から離れて幸せになるのが許せないという執着かです。
通常は「どうしても離婚したい」と言われたらどこかで気持ちに諦めをつけるでしょうが、自分の幸せを1番に考えている女性にとっては受け入れられないのです。
そしてそういった考えの女性は、相手に粘着する性質があるため決して諦めません。
最初は男性側もなんとか離婚しようと頑張っていたとしても、だんだんと疲れてきてしまって離婚すること自体を諦めてしまうということも。
関係を終わりにしたいと言われれば誰だって傷付き悲しむでしょうが、相手を幸せにしないためとか自分の生活を守るためにいつまでも夫をがんじがらめにするというのはお互いにむなしいだけです。しかしそのことに気づかずに、あるいは気づいていても見ないふりをして離婚を絶対に受け入れない妻である場合は、離婚話を進めるのは難しいかもしれません。
調停で合意が得られなければ裁判になるわけですから、そこまでの気力とお金をかけられるかどうかが鍵となってくるでしょう。

おわりに

結婚をして生涯を誓った相手と離婚をするというのは人によってはとても高い壁となります。
なかには全ての条件が揃ってすんなりと離婚した人もいますが、気持ちの面や金銭面・条件面の関係で離婚が難しいという人の方が多いのではないでしょうか。
既婚男性と不倫をしている女性が「一刻も早く相手に離婚をしてほしい」と望む気持ちは分かりますが、思うほど簡単ではないということを理解すべきでしょう。
世間的には「本気なら離婚するはず」「離婚話が進んでいないなら彼は一緒になる気はない」といったような意見が多く聞かれますが、物事はそうシンプルではないのです。
相手の離婚を乗り越えて一緒になるというのは、ただ相手の男性に離婚してもらうという姿勢ではうまくいきません。
どんなに時間がかかっても、金銭的に苦しくなったとしても、この人と一緒にいたいと思える相手でなければ、逆に相手の男性は離婚をしたところで不幸になるだけでしょう。
自分の希望だけを貫き通そうとするのではなく、一緒に壁を乗り越えていく覚悟を持つことができれば、相手の男性も離婚に向けて頑張ろうという気持ちになるはずです。

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