子どもと離れたくない

親である男性にとって、”子ども”が最も大きな理由であると言っても過言ではありません。
離婚をすると子どもを引きとるのは大抵の場合が母親です。
そのため、「離婚をしたら今までのように子どもに会えなくなる」と考えると、離婚はできないという男性は少なくありません。
「妻には愛情はない。不倫相手と一緒にいたい。でも子どもと離れたくない。」と離婚に踏み込めない男性も多く見てきました。特に子どもがまだ小さければなおさらでしょう。
成人していない子どもがいる男性にとって、離婚をするには子どもの存在が大きすぎるのです。

不倫相手を幸せにする自信がない

妻と離婚して不倫相手と一緒にいる未来を選んだとしても、「彼女を幸せにできるのか？」「彼女は本当にそれでいいのか？」と将来の彼女の幸せを保障する自信がないことも、離婚に一歩踏み出せない原因となります。
不倫相手のことを想うほどに、「結婚に失敗した自分が彼女と一緒になっていいのだろうか？」と自信をなくしてしまうことも。
結婚を一度経験しているからこそ慎重になるということもあるのです。
特に男性は「相手の女性が自分と一緒にいることで幸せを感じているか？」によって自身の幸福度も大きく変わってきます。
不倫相手を幸せにするという自信が持てない限りは離婚を実行できないと考えの男性もいるようです。

不倫相手に荷を負わせることになる負い目を感じている

現在の配偶者と離婚をして不倫相手と一緒にいるとなると、不倫相手の女性の親や友人は反対する人が大半でしょう。
自分のことを思っているからこその反対であると分かっていても、周囲の人に反対される恋をするのはつらいことです。
また、自身の離婚を進めるにあたって慰謝料や養育費などの支払いで今後の生活が苦しくなることもあります。
そのような精神的、金銭的な苦痛を不倫相手の女性に強いることになるかもしれないと思うと、今の関係のまま一緒にいる方が相手の女性も幸せなのでは？と考えるようになります。
女性側が「離婚してほしい」「私と一緒にいてほしい」と願っていたとしても、彼女に迷惑はかけられないという男性の中の正義感から自ら不倫相手でい続けることを選択する人もいるのです。