男としての自信を持ちたい
一般的には家庭を持つと女性とデートしたり女性を口説いたりする機会もなくなります。
そんな風に女性と縁がなくなるにつれ、男性はだんだん男としての自信を失っていきます。
年齢を重ねるにつれ容姿も変わってきて、女性と遊ぶこともなくなり、既婚者だから女性から相手にされることもなくなる。そんなジレンマを抱える男性が、「男としての自信を持ちたい」「男としての魅力度をはかりたい」という気持ちで浮気をするというパターンも少なくありません。
男性には元々子孫を残すという本能があるため、命尽きるまでに一人でも多くの女性と関係を持ちたいというのが本来の性質です。
家庭を持ち一人の女性と生涯一緒にいることになるというのは言い換えればこの先他の女性と恋愛をしたり関係を持つことはなくなるということ。たくさんの子孫を残すことが本能に刻まれている男性としては、「男としてそれでいいのか?」と恐ろしくなってしまうのです。
そのため恋愛やセックスのチャンスが目の前にやってきたら飛びついてしまうのが男性の性であると言えるでしょう。
そこで本能が勝つか理性が勝つかはその人次第ですが、どの男性にも「たくさんの女性と関係を持ちたい」という願望はあるものです。
妻と円満な関係だったとしても、「男としての魅力を試したい」「他の女性と恋愛したい」「もう一度トキメキたい」という願望が理性を上回ると浮気に走ることがあります。
妻とセックスレスである
男性が浮気をする原因として、妻とセックスレスであるというのも大きな要因です。
性欲は人間の三大欲求であり、抑制するのはなかなか難しいもの。
70代80代であれば体の触れ合いがなくても問題ないかもしれませんが、40代50代のまだまだ元気な働き盛りの男性がずっとセックスなしというのは女性が思う以上につらいことなのです。
特に出産後は子どもと一緒に寝るようになったり、性欲がなくなったり、育児で疲れて元気がなかったりと、セックスレスになる夫婦がとても多いですが、頻度は減ったとしても完全にはなくさない努力は双方がするべきでしょう。全く触れ合いがない期間が長くなれば長くなるほど、元の状態に戻るのは難しくなります。
産後に夫を性的な対象として見れなくなってしまったのであれば、どうしたらもう一度セックスをできるようになるか?を考えるべきですし、育児でヘロヘロになっているのであれば周囲に助けを求めて余裕を生み出すこともひとつの課題です。
また、妻側からの拒否だけでなく夫側が拒否しているパターンというのも実は多いですが、拒否されている側になったとしても同じこと。とにかく解消のための糸口を見つけ出す必要があります。
「セックスはしたくないけど浮気はされたくない」というのは自分のことしか考えていない都合のいい話です。
セックスをしなくてもキスやハグなどの触れ合いを大事にするとか、拒否されているのであれば外見を変える努力をするとか、どちらの立場であってもきちんと今の状況に向き合うことが重要です。