既婚者同士の不倫をダブル不倫と言いますが、このところテレビドラマの影響でしょうか、よく話題に上がってくるようになりました。結婚をして、幸せな暮らしをしていたはずなのに、なぜ不倫をしてしまうのか、既婚者同士であってもやはり不倫はいけないことです。
ではダブル不倫をしてしまう心理や結末、リスクについてそれぞれみていたいと思います。
ダブル不倫をしてしまう女性の心理
まずは、ダブル不倫をしてしまう女性の心理をみていきましょう。
寂しさを紛らわす
夫の仕事が忙しく不在が続いてしまうと、妻は一人の時間が当然多くなります。
家にいても寂しく感じてしまい、外に出る機会などを増やし、人と会う事で寂しさを紛らわすのです。
職場や昔からの友人、出会いはどこにでもありますし、既婚者の場合、不思議と安心感があり最初は不倫関係になるなんて考えもしないのです。
ただそのタイミングで会うことが増えれば、段々お互いの寂しさを埋め会っている事に気付き、ダブル不倫がスタートしてしまうのです。
断れない
既婚男性からアプローチがあった場合、始めは自分も結婚している身ですからダブル不倫なんて考えられません。
ただ、家庭に不満や悩みを少しでも持っていたとしたら、押され続けている内に、どこかで気持ちの変化が起き、何故だか断れずにダブル不倫の扉を開けてしまうのです。
どこか相手に好意を持ってしまったり、押しに弱い自分がいたりと、けして夫婦仲が悪いわけでもないのですが、隙を見せてしまうことにより、既婚男性も押しが強くなり、結果的に断る事ができず、関係を持ってしまうのです。
欲求不満
夫が仕事で疲れていて、関係を拒んだりする事が増えてくると、妻の欲求不満が高まり、行為をするためだけの相手を探すというパターンもあります。
特徴として、体だけの関係ですので、とてもあっさりしています。
既婚男性を選ぶ理由も、相手には家庭があり、自分にも家庭があるので、相手の都合も理解し合えますし、煩わしい駆け引など必要ないということもあって、とても楽な存在なのです。
ただ、一度はまってしまうと中々抜け出せなくなってしまうので、体の関係だとしてもとても危険なのです。
スリルを楽しむ
ダブル不倫の特徴でよく耳にするのが、近場で相手を探す、ご近所不倫です。
家族ぐるみで仲の良いグループがあり、会う機会も多いので関係になりやすいといえます。
集まりの中で、たまたま既婚男性の愚痴や相談などしている内に、個別で会うようになり、その後、関係を持ってしまうということがあるのです。
相手の妻はもちろん友達ですから、普段は普通に仲良くしていますし、ダブル不倫がスタートした後も、家族で会う事もあります。
仲が良いゆえに、会う機会を作るのは簡単ですし、何かと理由をつければ二人で会っていてもおかしくないので、お互いのパートナーにバレないよう関係を持ち続けるのは大変ですが、あえてそのスリルを楽しんでいる場合もあるのです。
ダブル不倫をしてしまう男性の心理
続いて、ダブル不倫をしてしまう男性の心理についてみていきましょう。
魔が差した
既婚男性といっても、所詮は男性ですから、綺麗な女性がいて、自分に好意をもっていると知れば気になってしまのはしょうがない部分ではあります。
ただ、既婚女性とダブル不倫になるきっかけというのは、相手側になにか悩みがあったり、自分を頼ってきたりと、何か自分にできることはないかと正義感にかられ、つい慰めるつもりで、少し魔が差してしまったというものも非常に多いのです。
その時に、お酒が入っていたとか、情が入ってしまったとか、自分の中で理由を正当化して、家族がいることも忘れダブル不倫から抜け出せなくなってしまうこともあるのです。
家庭に居場所がない
ダブル不倫には様々なきっかけがありますが、既婚男性の場合、家庭に何か不満があり、自分の居場所を感じることができなければ、その居場所を探したくなります。
職場でも居心地が悪く、家庭でも相手にされないとなれば、自分は何のために働いているのだろうと悲しくもなります。
そんなタイミングで、誰かに優しく言い寄られでもすれば、心が揺れるのも無理はありません。
さらに、その相手が既婚女性であれば、お互いに家庭がある分、分かり合える事も多くあり、自分の気持ちを理解してくれるので、新しい自分の居場所だと感じるのです。家にも帰りたくなくなれば、不倫相手の元を離れたくなくなるのです。
欲求不満
妻が、仕事や家事、子育てなどで疲れ、自分の相手をしてくれなくなってくると、やはり夫は欲求不満になってしまいます。
女性に比べて男性であれば夜のお店も多くあるので、お金に余裕があれば欲求を満たす事も出来ると思いますが、それなりに金額はするのでその度その度に使う事は当然できません。
となると、相手を探すということになり、不倫相手を見つけます。
女性同様、体の関係ですので、既婚女性であればお互いに都合がよく、割り切った関係が作りやすいので、あえてダブル不倫の道を選ぶということもあるのです。
仕事の為
少し特殊な例で言えば、自分の仕事を円滑にする為だけに不倫を試みる人もいるのです。
自分の役職を上げる為に職場の上司とダブル不倫をするというパターンや、取引先との関係を保つ為、あえてダブル不倫をするというパターンもあります。
仕事の為ならなんでもしてしまうという男性は、女性と不倫関係にあえてなることによって、自分の地位を上げていくのです。
自分が関係を持つ事で、職場で有利になるのならば、使わない手はないというところでしょうか。