実際にあったダブル不倫の結末
ダブル不倫をしてしまう心理についてみてきましたが、実際ダブル不倫を経験し、その後はどうなってしまうのか、ダブル不倫の結末をみていきましょう。
不倫相手に捨てられる
ダブル不倫をしたある男性は、家庭を壊してしまったということで、離婚する道を選び、その不倫相手でもある既婚女性も、家族との修復は難しく、こちらも離婚することになったのです。
不倫をしていた男性は、自分の都合で家族を傷つけてしまったのにも関わらず、別れてしまえば今までのように不倫相手との関係を続ける事ができると安易に考えていました。
ところが、離婚をするまでの長い時間、様々なやり取りがあり、不倫相手は彼の見えていなかった度量など人となりが分かっていき、このまま一緒にいてもいいのかと自問自答します。
その後、彼女は彼をあっさり振ってしまったのです。
家族を巻き込み、家庭を壊してダブル不倫を行い、お互い離婚が成立するのですが、その二人の関係はあっけなく終わりを迎えたのです。
彼に残ったものは被害額となる家族への慰謝料だけでした。
家庭も失い、離婚原因となった不倫相手にも捨てられ、ただただ虚無感に襲われるのです。
5年後に離婚ある女性がダブル不倫をしたのは、なんと職場の上司でした。ダブル不倫が発覚し、社内にも噂は広まってしまいました。
彼女の夫は、不倫相手のいる会社を退職する事を条件に、全部忘れて一からやり直そうと、離婚はしないという選択をしたのです。
退職後、まだ彼女は上司をどこか引きずっていましたが、元同僚からの情報で、上司は離婚をせず、何事もなかったかのように、普通に働いて幸せにやっているという事を知り、一瞬で吹っ切れたのです。
そして、夫の優しさに改めて感謝し、もう一度、元の家庭に戻れるように、家族に尽くす事を決めました。
ところがある時、夫の異変に気付きます。自分の過ちを許してくれた夫でしたが、それから、妻を監視する日々が始まったのです。
外に出る時も一緒、何をするにも夫の許可なしではできなくなりました。夫が仕事中の時にも、メールや電話はその都度ありますし、もちろん働くことも許してくれませんでした。
始めの内は、自分が不倫をしてしまった為に、夫には不安を与えてしまったんだと申し訳ない気持ちの方が強くありましたが、不自由な生活が日に日に増していき、だんだんとこのような生活が窮屈でたまらなくなっていくのです。気づくと、夫に対する愛情はもうなにもありませんでした。
一度はやり直そうと思いとどまった結婚生活でしたが、ダブル不倫から5年後には、結果的に離婚することになってしまったのです。
ダブル不倫のリスク
ダブル不倫を経験して、幸せになれる可能性は、ゼロとはいえませんが、ゼロに等しいくらいかなり少ない現状ですし、リスクがつきものです。
では、ダブル不倫のリスクについてみていきましょう。
家族を失う
ダブル不倫が原因となり離婚をすることになれば、家庭はなくなります。子供がいれば、親権問題ももちろん、会う機会さえ奪われてしまう可能性もあるのです。
自分が起こしてしまった行為から、子供にも迷惑をかけてしまうことになり、気付いた時には罪悪感でいっぱいなのです。
職場を失う
先程の例にもありましたが、職場でダブル不倫をした場合、別れ方にもよりますが、同じ職場で働くことは許されない場合がほとんどです。
その為、どちらかが退職する形となります。
また同じ職場で働いていれば、一度終わった関係であったとしても、どこでどうなるかなんてわかりませんので、お互いの関係をなくす目的として致し方ありません。
友人を失う
例えばダブル不倫で、家族ぐるみのお付き合いがあった場合、事情を知った時点で、周りの友人にも噂は広まります。
どの程度、仲がいいかにもよりますが、離れていく友人もでてくると思います。
ダブル不倫が原因で友情もなくなってしまうのです。
信頼を失う
ダブル不倫を行なってしまったことにより、自分の周りから離れていく人達というのは、結局不倫をしたあなたのことが信頼できなくなってしまったのです。
一度の過ちであっても、不倫をしたという事実は、今までの信頼を一瞬で失ってしまう、大きな過ちなのです。
お金を失う
ダブル不倫をしたことにより、相手のパートナーを傷つけてしまったこと、家族を傷つけてしまったことによる慰謝料請求がある場合もあります。
状況にもよりますが、被害額は相場が大体決まっており、証拠などによっても変わるかと思いますが、なにより不倫をしなければ払わなくてもいいお金であることは間違いありません。