子どもの前で夫婦喧嘩が本当にヤバかった。子どもに与えてしまった5つの影響!

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2019.1.11

子どもが順調に成長して行く過程で両親の愛情は欠かせません。

過去の歴史上、フリードリヒ2世(ローマ皇帝)やルネ・スピッツ(心理学者)は、乳幼児に一切の愛情を与えずに育てたらどういう大人になるか?という恐ろしい実験を行いました。
その結果は多くの乳幼児は1歳の誕生日を迎える前に死んでしまい、生き残った子供達も精神上に大きな障害を認められる結果になったようです。
この実験から人間は「肉体的な栄養だけではなく、精神的な栄養も十分に与えられていないと生きる事ができない」という結論を再確認することになりました。

夫婦喧嘩が子供に与える影響とは?


ルネ・スピッツの実験のような極端な話とは言わなくても、十分な愛情を受けずに育った子供達は、その成長の過程でなんだかの問題行動を起こしがちです。
その背景に共通することの一つに「幼少期から日常的に両親の喧嘩を見ていた」という事。
夫婦喧嘩が子どもの脳や正確に与えるダメージは想像以上に大きく、人格形成に大きな影響を与えます。
では、夫婦喧嘩が子どもの成長に与える悪影響にはどんなものがあるか紹介していきます。

(1)言動が荒くなる

子どもが言葉を覚えるきっかけは「親」です。
その親が日常的に荒く感情的な言葉を使っていたら、子どもは真っ先にその喋り方を学習します。
相手を蔑むような言動に当たり前のように接していれば、乱暴な言葉を真っ先に覚えても当然の話。
また、その事に関して、本人はそれほど深刻に捉えていない事も問題です。
本人にとってはそれが「当たり前の環境」であり、丁寧でやさしい言葉を使うことの方に違和感を感じるようになります。
次第に周囲との日常のコミュニケーションにも支障が出始めてきます。

(2)感情のコントロールができなくなる

両親がお互いの感情をぶつけ合う光景を見て育てば、それも当たり前の事として学習してしまいます。
他者とのコミュニケーションの際に、我慢や気配りをする必要を感じなくなり(それ以前に発想が無い)自分の感情の赴くままに発言・行動をするようになります。
よくみると、それは夫婦喧嘩をしている時の両親自身の姿とそっくり…なんて事も珍しくありません。
また、思い通りにいかないと相手を威圧したり怒鳴り散らしたりする事も。
日夜を問わず何時でも遊びたがり、他の子どもが遊んでいるオモチャやゲームを取り上げてまで自分の楽しみを優先しようとします。
そして、思い通りにいかないとまた暴れ出し周囲を困らせますが、この行動の裏には自分自身の気持ちの整理がつかずに苛立っている事が原因だと考えられます。

(3) 集中力が散漫になる

夫婦喧嘩を身近で見ている子どもは本人も気が付かないうちに「防衛本能」が過敏になります。
生物学的に、身近で争い事が起こっていると自然とその場から逃げようとする本能が働きます。
しかし、まだ幼い状態では自宅以外に逃げられる場所も無く、自分の身の安全を確保するために目立たないようにじっとしているだけが精一杯。
そのため、他のことに気を配る余力がなくなり、結果的にやるべき事に集中する力やテクニックが身に付かなくなります。
これは、そのまま学習能力の低下に繋がります。
子どもにとって著しい学習能力の低下は学校生活を送る上で、いじめや孤立の原因になりかねません。
いじめや孤立は人格形成にも影響を与え、将来的に続く問題にも発展します。

(4) 結婚にネガティブなイメージを持つようになる

両親が日常的に喧嘩をしていた家庭で育った子どもは、結婚や家庭を作ることに対して消極的になる傾向が強いです。
幸せな結婚生活をイメージできない状態では、それを実現させることは当然不可能な話。
だったら無理して結婚するよりも独りでいた方が楽で良い…と、晩婚や一生独身を選ぶ大人に成長しかねません。
晩婚者や一生独身を選んだ人の全てに人格的な問題がある…とは言えませんが、人口減少・少子化問題の視点からみると決して良い傾向ではありません。
それ以前に、結婚適正の低い大人になってしまったり、パートナーを見る目が十分に養われていないため、変な相手を選んでしまう危険性も出てきます。

(5) 犯罪行為の温床に繋がる危険性

大げさな話に聞こえるかも知れませんが切実な内容です。
日常的な夫婦喧嘩が子どもに与える悪影響は先述の通りですが、これは犯罪者の素因となる内容ばかり。
スーパーで万引きをしていた子どもに理由を聞くと、両親の喧嘩が原因で受けたストレスからの逃避行動だった例が多くあります。
たかが子どもの万引き…と軽く扱う人もいますが、これは重大な問題です。
また、裕福で平穏な家の子供を羨んでいじめなどの暴力行為を行ったり、金銭を要求する恐喝行為を行っていた事例もあります。
幼いのうちは法律で保護されていたり、周囲が問題を大きくしたくないために公にせずに内密で処理をする事があります。
しかし、成人をした時には「犯罪者」として扱われ、親子共々その後の人生に大きな影響を与えます。

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