その5 彼女とのセックスの相性がよかったこと
最後になりますが、これが私にとって彼女たちとの関係をはじめたいと思った最も大きなきっかけになります。
セックスをしているのだからもう不倫関係は始まっているじゃないかと言われる方もいると思います。
ですが、一夜の間違いではなく、不倫関係として継続していくことを決めた大きなきっかけとなったという意味ではこれが一番だと思います。
何度も書きましたが、私はセックスに対して自分にコンプレックスを持っています。自分は下手なんだと、女性に対して一度でなかなかうまくできなかった精神的な弱さを持っているのだと思っています。
ですが、2人に関してだけはこの不安をすぐに取り除いてくれた女性たちなんです。
私は身体も心も彼女たちにすべて見せることができたため不安な気持ちやコンプレックスがなくなり、そしてセックスに対し積極的な部分を出すことができました。
彼女たちとのセックスは本当にいろいろ学びましたし、今も新しいことを学ばせてくれます。今までしたことのないプレイにも積極的にチャレンジしますし、エロスな部分をさらけ出すことでどんどん新しい快楽を発見します。
もう、彼女たち以外とのセックスでは満足しないのではないかと思っているほどです。
たまに風俗にも行きますが、結局彼女たちとまたセックスしたいと再認識させてくれるだけのもので、いつも期待外れの結果になっています。
アブノーマルな関係だからこそ、アブノーマルなセックスができるという事だと思いますし、彼女たちを本当に必要としています。
最後に
私が不倫をはじめたきっかけを5つお話してまいりましたが、いかがでしょうか。
いくつか、書いてまいりましたが、すべてのことについて共通していることがあります。
それは、妻との関係でも、彼女たちがほかの女性たちと違ったことでも同様に言えることなのですが、すべては自分の纏っている見栄や虚像で身を守ることではなく、自身の恥部やコンプレックスをさらけ出すことができたということです。
私は、そして、多くの男性は自分について弱い部分を少なからず持っています。ただ、男性だからという理由でこの弱さを女性に簡単に見せることができないことがあるのも事実です。
この弱い部分、コンプレックスや性的な恥部を受け入れてくれる女性は多くはありません。私の場合、年上の女性にそのやさしさを感じ、受け入れて欲しいと感じてしまいます。
彼女たちもその弱さは自身の人生の伴侶としていないので、母性というもので優しく受け入れてくれます。これは妻という立場になった女性にはできないことなのかもしれません。
妻という存在がいる中での出会いが、逆に妻がいるからこそ、妻にはできないこと、言えないこと、そういったことを受け入れてくれる女性に魅力を感じ、自分の新しい世界、不倫を始めることへ背中を押してくれる大きなきっかけをくれたのだと思います。