その3 彼女が私の恥ずかしい部分(甘えん坊な性格)を受け入れてくれたこと
最初の2つは自分と妻との関係の中での問題の中からの不倫へ進むきっかけとなるものでした。
ですが、ここからは、すでにお話しました2つのきっかけとは少し異なります。
不倫という罪悪感を認識したうえでこの2人の女性との関係を始めたいと思った、私が彼女たちを必要としたきっかけとなったものです。
私の性格はひとことで言えば「甘えん坊」です。ですが、いままで普通にお付き合いした女性たちにはそんな部分をほとんど見せていません。
過去を思い返しても、甘えん坊な性格で女性にアタックした記憶もありませんし、それで成功するとも全く思っていません。
なので、自分は女性に優しくなんでも許せる器の大きい人間を演じていました。そう、強い男を演じているのです。
彼女たちに共通していますが、仕事ではしっかりしている部分だけを見せていましたが、2人で食事をしたり、会話をしたりしている時は、自身の悩み事を良く話していました。
彼女たちはどちらも私の話を良く聞いてくれ、ついつい弱い部分を出してしまってもこれを受け入れてくれました。
そして、私の中で一番の秘部である「甘えん坊」という性格を見抜かれていましたし、同時にこれを受け入れてくれていたのです。
私の中でこれ以上の恥ずかしい部分はありません。それを彼女たちは比較的早い段階で見抜き、許容してくれたのです。
彼女たちがバツイチだったことで人生の紆余曲折を経て心がおおらかになっているのではなでしょうか、そしてそれが私の心をさらけ出すことができた大きな理由だったのではないでしょうか。
その4 彼女が自分の過去(ほかの男性との不倫関係)を話してくれたこと
私は今の彼女を含め2人の女性との不倫関係を経験してきました。ずるいかもしれませんが、2人目の女性に対しても私は初めての不倫関係だとウソをついています。
ですが、彼女たちはどちらも私が最初の不倫相手でないことをあっさりと話してくれました。過去に2人もしくは3人の男性との不倫関係があったことを始めの段階で話してくれたのです。
私にとって、彼女たちとの不倫関係を始めるうえでの抵抗感が一気になくなりました。
彼女たちはこの関係についてすでに経験済みで付き合い方を知っているのだと感じたのです。
そして、このことは、当時妻にだけは知られたくなかったと言う気持ちから、彼女たちは不倫関係を続けていくことに対して必要以上に求めることも、何かあったときに私にとって不利になるようなこともないのではないかと思いました。
一人目の女性は、実際に私の妻と面会したことがありました。その時も一切嫉妬することもなく、ごく普通に接していたことが印象に残っています。
このことは、私が彼女たちとの関係を始めるうえでとても大きな安心感を与えてくれたことでした。彼女たちの過去が不倫という関係を自身で肯定してくれており、決して裏切らないのだと信じさせてくれました。