「私はどうしたいのか?」と感じた通りに動ける女性に
彼氏や夫の浮気が判明したとき、原因と彼が責任を全うしなかったことについてよく考えたうえで「私はどうしたいのか?」という自分自身の心の声を探ってみましょう。
関係を修復したいのか、別れたいのか、距離を置いて考えたいのか、他にいい人が現れるまでの繋ぎとして付き合い続けたいのかなど、あなたの気持ちがあるはずです。
簡単には答えが出なかったとしても、必ず自分の希望というものは存在します。
よく夫に浮気された妻が「離婚したいけど子どものために一緒にいる」「一人じゃ生活できないし」「ATMと思えば割り切れる」「まわりの目もあるから離婚できない」と、自分の希望と現状が相反しているという状況を目にしますが、これほど悲しいことはありません。
子どもは気持ちが冷めきった両親の元で育てられることが本当に幸せなのでしょうか?
本当にシングルマザーで生活していくのは無理なのでしょうか?
まわりはあなた達の破局をそんなにも気に留めるでしょうか?
割り切ることで楽になるのでしょうか?
答えはいずれもNOです。
「子どものため」「仕方がない」「他に手段がない」というのは逃げに他なりません。
覚悟を決めればできないことなんてないし、自分の幸せは自分でしか築きあげることができません。
相手頼りや世間の目を気にした判断をするのはやめ、自分の気持ちを最優先しましょう。
「彼と一緒にいたい」と思うのであれば全力で関係の修復に努めればいいし、「浮気をした人とは一緒にいたくない」と思うのであればすっぱりと別れればいいのです。
現状や不安を言い訳にせず、自分がどうしたいか?という基準だけで考え、貫き通すことができる女性こそいい女なのです。
おわりに
結局いい女とは、浮気という事実に直面したときに、「自分はそれに対してどうしたいのか?」を考えその通りに動くことができる女性。
現状を度外視して「どうしたら自分が幸せなのか?」という結論を出すことは簡単なことではないかもしれません。
しかし、世間で浮気を許すいい女とみられるのは、本当に自分がそうしたいと思って決断した女性たちです。
同じ浮気を許した女性でも、無理をしていたり痛々しいと逆に“可哀想な女”という目で見られます。
“いい女”と“可哀想な女”の境界線は、自分が出した結論に心から納得しているかどうかの違いです。
彼氏や夫が浮気したことに対して自分の原因も考えることができる。
原因が分かったうえで、相手の責任をきちんと追及することができる。
そして、自分の気持ちのみに従って決断を下すことができる。
それが、“いい女”なのです。