お互いにプレッシャーを感じすぎない

妊活をするにあたって最も失敗しやすいのが、妊活そのものをプレッシャーに感じてしまうことです。
妊娠しやすい時期を把握してセックスすることが大切とは言いましたが、「今日！今日して！仕事で疲れたとか関係ないから早く！」と相手を追いつめたり、「またできなかった
…」と落ち込んで暗い空気にしたりするのは禁物です。
セックスすることに重圧を感じてしまうと、セックスレスは加速する一方です。
現在セックスレスの状態であるという事実や、子どもが欲しいからセックスする必要があるという事実を重く受け止めすぎない適度な楽観性を持つことが重要になってきます。
「子どもが欲しいのにセックスレスだ…どうしよう…」と後ろ向きに考えず、「お互い子ども欲しいしちょっと努力してみようよ！」と明るく提案すればお互いにプレッシャーを感じすぎずに現状改善に努めることができるでしょう。

セックスを再開させるための具体的な方法とは？

お互いがセックスをすることに前向きな気持ちになれたとしても、長年していなかったセックスを再開させるのは想像以上に大変なことも。
特にセックスレスになる原因として「相手を異性として見ることができなくなった」というのが最も多いと言えるでしょう。
家族になってしまった妻や夫をもう一度異性として意識するためには、お互いに女性として、男性としての魅力を上げる努力も不可欠です。
結婚してから太ったとか、身だしなみに気を遣わなくなったりすれば、異性として見られなくなるのは当たり前のことです。
「セックスをしなきゃ」という意識ばかりを先行させるのではなく、そのために相手の意欲を書き立てるように努力をすることは最低限のマナーと言えます。
ダイエットをする、お洒落に気を遣うようにする、髪型をきちんとセットする、香水をつける、などなど小さなことからでも自分の魅力をあげることもセックスレス解消のきっか
けになるでしょう。
セックスレスになってしまった現状や相手の変化ばかりを責めるのではなく、まずは自分自身を振り返ることです。
相手は自分を映す鏡とはよく言われますが、自分が全力で変わる努力をすれば相手もそれに応えてくれるものです。
ただし、一人で空回りして「なんで自分だけ頑張ってるの…私はこんなにやってるのに…」と考えるのは厳禁。
相手を責めず、プレッシャーをかけず、現状をマイナスに捉えず、ポジティブに問題解決していく意識を持ちましょう。

おわりに

新婚なのにセックスレス、二人目の子どもが欲しいけどセックスレス、自分は好きだけど相手に拒否されていてセックスレス。形は様々ではあるものの、セックスレスで悩んでいる夫婦は非常に多く、世の中的にもマイナスのこととして捉えられています。
もちろんセックスレスの状態を理想的と感じる人が少ないことは理解できますが、かといって自分たちの現状を悲観視することは根本的な解決にはなりません。
何事も、自分が本気でぶつかれば相手も徐々に応えてくれるようになっています。
「自分は頑張っているのに相手が応えてくれない」というのは、自分のために頑張っていて相手に気持ちが伝わっていないから。
二人で幸せになるために頑張る。ただその気持ちを相手には押し付けない。という思いやりを持つことができれば、セックスの問題だけでなく男女間の大体の問題は解決できるものです。