お互いに家庭のある身同士の恋愛だとしても、結局は人と人。
相手に本気になってしまうことだってあるでしょう。
好きな人と一緒になりたいけど自分にも相手にも家族がいる。そんな状況に苦しんでいる人も少なくないかもしれません。
そこで今回は「ダブル不倫中の既婚者が本気になってしまったら?」についてみていきましょう。
ダブル不倫の特徴とは?
ダブル不倫はその名の通り、お互いに家庭のある身同士の恋愛のことです。
一方が既婚、一方が未婚の関係だと色々な衝突が起こりがちですが、お互いに既婚者であるが故にトラブルが少ないのがダブル不倫の特徴です。
なぜならお互いに守るべき家族があり、その家庭を壊さないレベルで恋愛を楽しみたいという需要が一致しているから。
「相手のことは好きだけど今の家庭を壊す気はない」というのがダブル不倫をする人たちの共通の認識です。
「外で恋愛をしているからこそ心のバランスが取れて家庭も上手く」といったスタンスで冷静に恋愛を楽しんでいる人がほとんどです。
そのため、どちらか一方でもそのスタンスが崩れてしまうと、その関係は終わりに向かう可能性が高くなります。
未婚者と既婚者のカップルだと、既婚者は相手に対してどこかで罪悪感を抱えているため、未婚者側がわがままを言ったとしても極力対応する努力をします。自分が努力しなければこの関係は続かないという意識があるからです。
一方既婚者同士の場合は「分かってるよね?」というお互いの暗黙の了解のようなものが生じているのです。
「家庭を壊さない程度で恋愛をしたい」という気持ちがあり、相手もそのスタンスだと分かっているからこそ、本気になったときの戸惑いは計り知れません。
つまり暗黙の了解があるぶん冷静かつ純粋に恋愛を楽しむ傾向にあるものの、そのぶんどちらか一方でも本気になると関係のバランスが一気に崩れやすいというのがダブル不倫の最大の特徴と言えるでしょう。
まずはお互いの気持ちを確認する
そんなダブル不倫で本気になってしまったら、まずは相手の気持ちを確認することが一番大切です。
先程も述べた通りダブル不倫の場合、相手も自分も最初から将来を見てはいなかったはずです。
「家庭は大事だけどときめきたい」「既婚者同士だからこそ状況も気持ちも分かり合える」「面倒な感情がないのが楽」など、自覚はあるにしろないにしろ、既婚者同士であることにメリットや安心を感じて惹かれ合った人が大半であると思います。
そんな中でだんだんと「やはり彼と一緒になりたい」という願望が自分の中で生まれてきたとしたら、やはり相手の気持ちを確認する必要があるでしょう。
そのためにはまず自分の中で気持ちの変化があったことも相手に伝えなければいけません。
「一緒に時間を過ごす中であなたと一緒になりたいという気持ちが大きくなっていった」という素直な想いを相手にぶつけてみましょう。
相手が全くそんなことは考えておらず純粋にこのまま恋愛を楽しんでいたいという気持ちであった場合、驚かれることは間違いありません。しかし、だからといって必ずしもそれで関係が崩れてしまうとは言えません。
そんなあなたの本心を知って、相手の男性がどう動くかです。
もしかしたら「妻と離婚することはない。」とはっきりと言われるかもしれませんし、「そんな風に思っていたのか!」とあなたとの関係を真剣に考えてくれるかもしれません。
もちろんお互いの子どもの有無であったり年齢であったり様々な状況で離婚のハードルは変わってくるでしょうし、すぐに状況を変えることはできないかもしれませんが、まずは相手はどうしたいのか?を知らないことには関係の発展は望めません。
今すぐ関係が発展するか、お互いに行動を起こすことができるかというポイントよりも、お互いの描く将来の方向性を確かめ合いましょう。