一番の要因は…

これまでで、ホストや愛人関係にハマるきっかけや、性格上の共通点を挙げました。

しかし忘れてはならないもう一つの要因があります。
それは、「相手が自分を肯定してくれる」ということです。

所謂「ダメンズ」や、ホスト、愛人関係にハマってしまう人の特徴として、「自己肯定感が低い人」が多いというデータがあります。

自己肯定感が低いと、自分に自信が持てず、過小評価してしまったり、周りに対しての期待がなくなってしまったりします。

そんな中、男性にちやほやされたり甘い言葉を囁かれると、自己肯定感が満たされるため、ホストや愛人関係にハマっていってしまうのです。

また、先程愛人関係にハマる人の特徴として挙げた「自分に自信がある人」も、相手に肯定されることで気持ちが満たされてハマっていってしまいます。

ホストや既婚者で女性に声を掛ける男性は、ほとんどが口が上手く、女性の扱いに長けています。
どこをどんな風に褒めれば女性が喜ぶのかを分かっているため、あっという間に手中に収められてしまうのです。

自己肯定感とは？

「自己肯定感」とは、読んで字のごとく「自己」を「肯定」する感情のことです。
実用日本語表現辞典に、次のような記載があります。

「自己肯定感とは、自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉。」

「自己を肯定する」というのは、自分に自信を持つこと、堂々としていることだと捉えがちですが自分に自信がなかったとしても、それは自分の個性だと受け止めて肯定することができればいいのです。

自己肯定感はやる気や幸福度、積極性などに影響を与えています。
自己肯定感が低いと、やる気が起きず、積極的に行動できないため、幸福度と低くなってしまうという悪循環に陥ってしまうこともあります。

自己肯定感が低い人は、見方を変えると「謙虚な人」とも取れるかもしれませんが、自分の性格などを自分で肯定して認めることはとても大切です。