相手に改善してほしい点を伝える
浮気をされると「自分の何が悪かったんだろう?」「女性としての魅力が下がった?」「育児で手一杯になっていたからかも」と自分を責める人もいますが
、あくまで悪いのは浮気をした夫です。
もちろん妻であるあなたにも夫を浮気に走らせた原因はあるはずですが、それでも配偶者を裏切る行為をした夫に全面的に非があります。
その非を許して一緒にいるという結論を出したわけですから、当然夫にも協力してもらう必要があります。
きちんと予定を連絡してほしいとか、毎日会話する時間を設けたいとか、ご飯は一緒に食べたいとか、今後も仲良く一緒にい続けるためにあなたが必要と思
うことは夫にも努力をしてもらいましょう。
万が一「浮気を許してもう一度信じる」と言っているにもかかわらず妻の望みに応えられないような夫なのであれば、関係に見切りをつけた方が賢明かもし
れません。
男女の関係は思いがどちらか一方通行では成り立ちません。お互いが歩み寄り、お互いが努力するから続けることができるのです。
そのために夫に改めてもらうべきことがあるのであれば、それは遠慮せずに伝えることが関係修復には必須なのです。
自分も変わる努力をする
夫が浮気をしたのには必ず理由があるはずです。
セックスレスであったとか、妻を女性として見れなくなったとか、外見が劣ったとか、育児に追われて夫との時間が取れなかったなど、自分自身の反省すべ
き点について考えることも重要です。
もう一度信じると決めたということはイコールこの先は同じことを繰り返したくないという気持ちの表れでもあります。
もう同じことは起きないということを信じているから、相手を許して信じられるのです。
そして浮気を繰り返させないためにはお互いが変わる必要があります。
夫が反省して改善すべき点を改めるのは当然のことですが、妻側も浮気の原因であったであろうことは直す努力が求められます。
ダイエットをするとか、会話を増やすとか、家事育児のバランスを見直すとか、言い方に気を付けるとか、妻として女性として魅力的であり続ける努力はい
つになっても忘れずにいたいものですし、忘れずにいるべきです。
「あなたが悪かったんだから反省してよ」と相手だけに責任を押し付けたり、「休日は外出禁止、お小遣いは月5000円、女性の連絡先は全部削除」とルー
ルで縛り付けたり、「とりあえず働いて家にお金入れてくれればいいや」と妥協の仲直りをしたり、そんな状態はお互いにとって幸せとは言えません。
幸せでないのに一緒にい続ける意味って何なのでしょうか?
子どもがいるとか、まわりに心配かけたくないとか、世間の目が気になるなんていうのは言い訳にはなりません。
お互いが一緒にいることに意味と幸せを感じられない関係は何も生み出しません。
そんな破綻しきった関係を避けるためにも、自らも努力する姿勢が必要になるのです。
おわりに
相手の浮気によってつけられた心の傷、怒り、悲しみは計り知れません。
今まで積み上げてきた相手への信頼も一気に崩れ去りますし、そんな状態からもう一度相手を信じるというのは思う以上に大変なことでしょう。
何度も気持ちがくじけそうになるかもしれないし、夫のことを二度と信じられなくなるかもしれないし、もしかしたらどんなに努力しても修復できないかも
しれません。
でもそれでも相手を許し信じると決めたのであれば、覚悟を持って本気で現状を変えていく努力が求められます。
妻を傷つけた夫にも自主的に変わってもらう必要があるし、浮気をされた妻も自分の変わるべき点に気づく必要があるのです。
簡単な道のりではないかもしれませんが、信じる覚悟を持った強い女性であればきっと乗り越えられるはずです。