罪悪感はあまりない
不倫をしている既婚男性は意外にも罪悪感というものはあまり感じていません。
彼らにとって家庭を顧みることと家庭外で恋愛をすることは全くの別物だからです。
不倫をしている男性の中には「休日は子どもと遊んでるし、子どもはかわいくて仕方ない」「嫁とは仲良くやっている」と自分がイクメン、いい夫であると豪語している人も少なくありません。
「本当に子どもが大切だったら不倫なんてしないはず」という多くの女性が持つ考えが男性にはあまりないのです。
大げさに言うと「妻も子どもも大切にしている、家族に対しては全力で向き合っている。
でも恋愛やセックスは別でしている。それで何が問題なの?」という考え方です。
女性には母性本能がありますし子どもが生まれたあとは優先順位の一番上に子どもがくるという人がほとんどであると言っても過言ではありませんが、男性にとっては全部を一番大事にしているから問題がないという認識なのです。
その認識のズレに関しては男女が分かり合えることはおそらく一生ないでしょう。
罪悪感を持っていない男性に無理に罪悪感を植え付けようとしてもそれはとりこし苦労になる可能性が高そうです。
浮気夫に反省を促すのであれば、別の方法でアプローチをした方がいいでしょう。
家庭も持って浮気もしている自分に酔っている
目立つことが好きであったり、派手好き、自分大好きな男性は不倫をしている自分に酔っているということもあります。
たくさんの遺伝子を残したいというのは男性の本能ですから、多くの女性に好かれたり関係を持てば持つほど自信や誇りになるのです。
こういったタイプの男性は、友人に不倫相手を会わせたり、まわりに不倫していることを自慢する傾向にあります。一番大切なのは家庭でもなく、不倫相手でもなく、自分自身という人です。
妻にとっても不倫相手にとっても最もやっかいな相手であり、一緒にいて幸せになるのはなかなか難しいでしょう。
自分のステータスのために不倫をするような男性とは早々にお別れするのが一番です。
そんな男性を好きになってしまった自分を反省しつつ、新しい幸せを探しましょう。
おわりに
不倫中の既婚男性の気持ちを知って、「なんて勝手なんだろう」「結局自分のことしか考えていない」「無責任だ」と怒りを覚えた人もたくさんいると思います。
しかし、男性は「今」を大切にし、必要とされることを求め続ける生き物なのです。
正直、この性質に関してはいくら女性が怒ったり悲しんだりしたところで変えることはできません。
ただ、不倫をする男性心理を理解さえしていれば、男性の気持ちを変えることはできます。
夫の不倫に悩んでいる女性であれば、まずは旦那さんを必要としている姿勢を見せることです。
罪悪感に訴えかけたり怒りに任せて責めるよりも、ただただ相手に「自分は必要とされている」と感じさせることが重要です。
逆に不倫恋愛を成就させたい女性も、「一緒にいるときが何よりも幸せ」「他の人ではだめ」と「あなたが必要」というメッセージを送り続けることで相手の男性の気持ちを掴み続けることができるでしょう。
要は立場や関係を問わず、男性に「必要とされている」と思わせ続けた女性が勝つということです。
自分の望む方向にもっていけるように、不倫中の男性の気持ちを上手く利用してみてはいかがでしょうか。