周りからの批判の目
女子会では必ずと言っていいほど恋愛の話になりますよね。
「最近彼氏とどうなの?」「いい感じの人いるの?」「好きな人できた?」など、お互いの恋愛の状況について報告し合うことも少なくないでしょう。
既婚者と付き合っていると告白する人と誰にも言わない人とで別れますが、女性は口にすることでストレスや不安を解消する傾向にあるため、結局は正直に告白する人の方が多いのではないかと思います。
そんなときに周りの友人がかけるのは「傷つくのはあなただからやめた方がいい」「結婚しているのに不倫するような男性はロクでもない」「不倫相手にしておくなんて遊ばれている証拠」といったような言葉であることは想像に難しくありません。
その批判の言葉の中には、あなたを心配する気持ちもあるし、相手男性への怒りもあるし、旦那さんがいる人であれば自分に置き換えて不快に思うということもあるでしょう。
どんなにあなたが本気であったとしても、世間から見て不倫はやはり悪の位置づけであることは否めません。
あくまであなた自身と相手が納得していれば成立する関係であり、周りの賛同を得る必要もなければ、賛同が得られる可能性も低いです。
「周りから理解されたい」「応援してほしい」という気持ちは捨てた方がいいでしょう。
劣等感との戦い
不倫恋愛に付き物なのが劣等感との戦いです。
奥さんへの劣等感、まわりの友人への劣等感、関係が進まないことへの劣等感、多くの劣等感と戦い続けることになります。
「今頃奥さんと一緒にご飯食べてるのかな」「長期休みは家族でどこか行くのかな」と想像しては奥さんや子どもに劣等感を感じたり、「彼氏がいなかった○○もいつの間にか結婚した」「あの子はスピード婚して子どもも産まれて順調だな」と友達と自分を比べては劣等感を感じたり、「この関係は発展するのかな」「いつになったら一緒になれるんだろう」といつまでも不倫相手でいることに劣等感を感じたり。
不倫を続けるにはなかなかの精神力が必要になります。
いかに自分の思考をポジティブに持っていくことができるか、状況をいい意味で楽観視することができるか、それが出来ないことには不倫恋愛によって自分をボロボロに傷付けてしまうことになりかねません。
彼氏を作るチャンスを逃す
不倫をする多くの未婚女性が「他にいい男性に出会ったら不倫は卒業する」「もうこの関係を終わりにするために彼氏を作る」ということを口にします。
しかし、人はそう都合よく簡単に気持ちを切り替えることはできません。
超恋愛体質の人なら可能なのかもしれませんが、好きな人がいる状態で新しく好きな人を作るというのはなかなか難しいことですし、下手したら自分で自分を苦しめることになります。
「本当はあの人が好きなのに」「他の人とデートしても彼のことを思い出してしまう」「やっぱり他の人と過ごすなんて嫌」と結局は不倫相手の元に戻ってしまうということも少なくありません。
本気で不倫恋愛を卒業したいのであれば、同時進行ではなく不倫相手との関係を完全に断
ち切らなければ新しく彼氏を作って続けるのは難しいと言えます。
最初に挙げた婚期が遅くなるリスクにも繋がりますが、不倫恋愛をしながら未婚男性を彼氏として探すのは思っている以上に難しいと思っておいた方がいいでしょう。