浮気を許す選択をした場合に気をつけるべき3つのこと
実際に浮気をされた場合、絶対に許せないと別れを選択する人もいれば、許すという選択をする人もいるでしょう。
どちらが正しいとかどちらが幸せという正解はありません。
ただあなたがどんな選択をするのか、というだけです。
別れを選択した場合はきっぱり前を向いて別々の道を歩いていくしかありませんが、もし浮気を許してこの先も一緒にいるという選択をした場合は、そのときの対応によって相手の男性が今後浮気を繰り返すかどうかが決まると言っても過言ではありません。
一度浮気した男性にもう浮気を繰り返させないためには、次の3つのことに気を付ける必要があります。
許すと決めたなら引きずらない
許すと決めたのであれば、浮気のことをチクチク責めたり、喧嘩のきっかけで過去の浮気話をほじくり返したりするのはやめましょう。
男性も最初は罪悪感を覚えたとしても、ずっと責められ続けると徐々にうんざりしてきます。そして自分の過去の罪を棚に上げ、また浮気へと走る可能性が高くなります。
浮気をされた悲しみ、怒りは簡単には消えないでしょうが、許すと決めた瞬間からはその決断をしたあなたにも責任があります。
許すという選択をした自分の決断に責任を持ち、その後は一切責めない姿勢でいることが重要です。
相手の過ちを許すというのは簡単なことではありません。悲しみが沸き上がってきたり、怒りがこみあげてきたり、自分ひとりでは対処するのが大変なときもあるでしょう。
しかし、許すと決めたのはあなたです。
感情を上手くコントロールしながら冷静な対応をするあなたに、男性の罪悪感は勝手に増殖されていき、深く反省してもう浮気を繰り返さなくなるはずです。
こうすれば解決するという指標を与えない
多くの女性が浮気をした相手に対して形に残る謝罪を要求します。
旅行に連れていってもらうとか、高級レストランでご馳走してもらうとか、欲しかったバッグを買ってもらうとかそういったことです。
しかし、これは逆に言えば「浮気をしてもこれをすれば許してもらえる」という男性への指標になりかねません。
また、お小遣いを減らすとかしばらく外出禁止といった制裁を加える方法もよく聞きますが、これも同様です。
なにかしらの解決策を提示することは、それであなたの怒りが収まるという誤った認識を与える可能性があります。
「物は要らない、機嫌を取られても無駄、別にあなたの生活を変えようとも思わない」といったような、いわば突き放す対応をした方が男性は必死になって罪を償おうとするものです。
また浮気されるかもという恐怖は捨て去る
一度浮気をされるとちょっとしたことで相手を疑ってしまうようになります。
帰りが遅かったり、連絡がつかなかったり、上機嫌で帰宅してきたり、相手のほんの少しの変化で不安な気持ちがむくりと顔を出します。
しかし、不安な気持ちというのは相手に伝わるものです。
あなたが常に不安で相手の気持ちを伺うような態度でいると、相手の男性はつけあがったり、逆に申し訳なさから他の女性へ逃げてしまうことも。
「また浮気されたら…」と怯えるよりも、「次浮気したら捨ててやる」くらいの強気な気持ちでいた方が上手くいきます。
おわりに
「浮気をする人は絶対に繰り返す」「二度あることは三度ある」というのは必ずしも正しいとは言えません。
確かに本能に従って行動をする傾向にある男性の方が浮気をするリスクは高いですが、浮気をさせないようにすること、また、浮気を繰り返させないことは不可能ではありません。
相手の男性に浮気をする理由を与えないこと、浮気をされたのであればもう繰り返さないように仕向けること、これは全てあなたの対応次第でコントロールすることができます。
「浮気性だから」「きっとまた浮気する」と諦めるのではなく、彼を浮気しない人間に変える努力をしていきましょう。