仮面夫婦を長く続けることで起こってしまう悪影響について

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2018.11.5

仮面夫婦を続けるとリスクが増える


会話がなかったり、別居して一緒に住んでいないような仮面夫婦を長年続けていくと、寂しさを紛らわすために不倫に走ってしまうことも。

また、金銭面も不安定になってしまいますので、仮面夫婦を長く続けていくと、大変なことが増えていきます。

寂しくなって不倫に走ってしまう


家庭内で必要事項だけしか会話がないと、愛情を他に求めるようになってしまい、不倫に走ってしまう可能性もございます。

たとえ仮面夫婦だったとしても、不倫がバレてしまえば慰謝料を請求されることなります。

不倫の慰謝料の相場は100〜500万円程度で、仮面の夫婦の場合はこれよりも慰謝料は低くなりますが、世間からは不倫をしたという目で見られてしまいますし、子供の成長にもよくはありませんので、不倫に走ってしまう前に離婚してしまうのもよいかもしれません。

熟年離婚した時が大変

仮面夫婦を続けていくと、お互いに長年溜まってしまった精神的なストレスで、熟年離婚をしてしまう可能性がございます。

長い仮面夫婦生活から解放されますが、金銭的に不安定になってしまいますので、子供の教育に迷惑をかけたり、いままでお付き合いしていた友人たちと気軽にご飯に行くこともできなくなる可能性もございます。

また、専業主婦だった場合、仕事を始めたくても年齢が高くて未経験の場合は、できる仕事が限られてしまいますので、大変です。

お金がかかってしまう

仮面夫婦を続けていくと、お互いなるべく会わないようにしてしまうので、食事はなるべく外で済ますようになると食費が増えてしまいますし、顔も見たくなくなってくると別居することになってしまう可能性もございます。

別居となると、今住んでいる家のローンや家賃とは別に、さらに新しい部屋の家賃も支払う必要がありますので、非常にお金がかかってしまいます。

また、不倫に走ってしまった場合は、相手との食事や宿泊費用、プレゼントをあげたりと、普通の家庭よりもお金がかかってしまいます。

 

仮面夫婦を続けることで子供は精神的影響を大きく受ける


仮面夫婦は、お互いだけの問題だけではなく、一緒に住んでいる子どもの成長にも大きく影響します。

小さな子どもは、特に親の会話や態度に対してすべて影響してしまいますので、仮面夫婦は早く改善する必要があります。

身体の成長をさまたげてしまう

親が子供とちゃんとしたコミュニケーションを取ってあげなかったり、離婚をしているわけでもないのに別居をして、片親だけのような生活を続けていくと、子どもは違和感を感じてストレスが溜まっていってしまいます。

ストレスが溜まっていってしまうと寝付けなかったり、十分な睡眠をとることができなくなることも。

子供にとって睡眠は、体の疲れを取るだけのものではなく、成長ホルモンを十分に分泌する大事な時間です。

その睡眠時間が十分にとれないと、大人になっても小さな体になってしまいますし、肥満体質にも繋がってしまいます。

精神的に不安定になってしまう

小さな子どもは理解力があまりございませんので、家庭内で夫婦の会話がないと、原因が自分のせいではないかと敏感に感じ取ってしまいます。

そうなると親の機嫌をとろうと、自分のやりたいことを押し殺して機嫌をとるようになってしまったり、または注目してもらおうと、万引きをしたり、リストカットをするようになっしまうことも。

子供がそうなってしまはないためにも、仮面夫婦をやめて離婚するのも良いのかもしれません。

自己肯定感が低くなる

自己肯定とは、自分は大切な存在であると思える心理のことを指します。

これがあることで周りとうまくコミュニケーションをとれたり、トラブルがあったとしても少々のことではめげない心になります。

小さい子供は理解力がありませんので、仮面夫婦を続けていくと家庭内で会話がなかったり、ピリピリとした空気になってしまいますので、それを子供が察知し、自分がこのような状況を作ってしまっと勘違してしまいます。

そうなってしまうと、その原因を招いた自分のことが嫌いになり、自己否定をするようになってしまいます。

それが原因で、自己肯定感が育たず、大人になって仕事をするようになっても自信持つことができなかったり、まわりとのコミュニケーションがうまく取れなかったりする可能性もございます。

次は..仮面夫婦状態を修復する方法とは?

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