GPSアプリを使った浮気調査の注意点と有効的に使った追跡調査の実例

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2018.11.1

手軽なGPSアプリ

GPSアプリでできる事


GPSのシステムは色々な活用方法がありますが、基本的に出来る事は…

  • 特定の端末の位置情報をリアルタイムで把握する事
  • 特定の端末の行動記録を一定期間の間、確認する事

以上の2点です。
ここで注意しなければいけない点として「GPS情報=パートナーの行動記録ではない」点。
あくまでも「GPSアプリをインストールした、パートナーのスマホ」の位置情報を得る事に限定されます。

相手のスマホの通話履歴やSNSの履歴も確認したい…と思った時には、ケルベロス等の遠隔捜査アプリが必要になります。
しかし、これは浮気調査アプリとして有名になりすぎたため、今ではオススメはできません。

オススメのGPSアプリ


浮気調査でオススメのアプリは端末がiPhoneかAndroidのどちらか?によって多少異なりますが、基本的に「一般的なアプリで、位置情報共有に機能を限定」しておいた方がよいでしょう。
ケルベロス等の遠隔操作を可能にするアプリはインストール自体を拒否されてしまう可能性が高いだけでなく、浮気を疑っている事自体を悟られる危険性が高いです。
あくまでも「位置情報を共有する事」に限定しておいた方が、相手の同意も得やすく、その後の調査にもスムーズに繋げる事ができます。
一部、盗難防止対策用のアプリも使えますが、それでも機能は限定的にしておくことをオススメします。

iPhoneでオススメのアプリ…「iPhoneを探す」「友達を探す」

Androidでオススメのアプリ…「life360」「ファミリートラッカー」
iPhone、Androidで共通のオススメのアプリ…「 Prey Anti Theft」

(3)相手のスマホに合法的にGPSを入れる方法


GPSアプリを対象者のスマホに無断でインストールすると「不正指令電磁的記録供用罪」に問われ、刑事事件として扱われます。
そのため、GPSアプリを使った調査を行いたい…と思った場合、まず相手の同意を得る事が絶対不可欠です。
しかし、面と向かって「あなたの浮気を疑っているから位置情報を共有させて欲しい」と言っても、素直に応じる人はいないでしょう。
そこで、こんな言い訳を活用して、合法的にGPSアプリをインストールして貰います。
緊急時にお互いの現在地を把握するため。
お互いにスマホを紛失/盗難にあった時に見つけやすくするため。
待ち合わせの時に便利だから。
仕事で帰りの時間が遅くなったり、電話連絡が出来ない時もあるから、自分の位置情報を知っておいて欲しいから。

この時「お互いの位置情報を共有する事で○○なメリットがある」と相手に伝え、本来の浮気調査の意図を悟らせないようにするところがポイントになります。
その際に、シンプルな無料アプリを使う様にすると「無料なら、まぁいいかな…」と、相手の警戒心を和らげる事もできるので参考にしてみてください。

 

本当にGPS調査が必要かもう一度考えてみて!

GPSアプリを使うメリット


1番のメリットは低価格(場合によっては無料)で調査を行える事です。
また、調査が終了した時にアプリをアンインストールするだけで良いので、片付けの手間やゴミの心配がありません。
しかし、GPSアプリを使用した浮気調査は法律に抵触する可能性が高いため、どちらかというと「浮気防止」の効果を見込んだり、物的証拠を得るための補助ツールとして活用するケースが多いです。

GPSアプリのリスク


GPSアプリは低コストで行えるメリットは大きいですが、相手の同意を得ないで勝手にスマホにインストールすると犯罪行為になります。
浮気の疑いがあるから…と不安な気持ちや、変な好奇心で安易に相手のプライバシーに踏み込むことは決してオススメできません。
また無断インストールはバレやすくリスクも高く、効果的な調査方法だとは言えません。

まず、浮気の事実があったかどうかは別にして「疑われた上に調査までされていた」と知ったパートナーは例外無く気分を害します。
もし無実の罪だった場合、信頼や友好的な感情は今後一切無くなると覚悟しておく必要があります。

また、実際に民事事件として訴えられる可能性も否定できません。
パートナーの動向が気になるあまりスマホが手放せなくなり、身心共に疲弊してしまい、仕事や日常生活に支障をきたした例もあります。

GPS調査の限界


GPSで得られるデータはあくまでも「該当端末の位置情報」です。
また、端末の精度によっては誤差を生じることがあるため(緯度経度/タイムラグ)調査対象の確実な行動データとしては不十分です。

また、アプリ版の場合、電源が切られていたり圏外にいた場合は十分に機能しません。
調査されていることに感づいた男性が、浮気相手との密会中は電源を落としたり、会社や友人宅に意図的に置いておき、後になって取りに行く…という例もありました。

つまり、GPSデータがラブホテルに行っていなかったとしても、それは無実の証明にはならず、逆にラブホテルでのデータが記録されていたとしても誤差の可能性も否定しきれません。
GPSデータのみでは「物的証拠」として弱い理由はここにあります。
そのため、あくまでも浮気調査を円滑に行うための補助的な使い方をするのが一般的です。

GPSアプリを使った浮気調査事例は?

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