幸せな結婚生活なのになぜダブル不倫の道を選んでしまうのか?

カテゴリ:W不倫
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2019.5.11

ダブル不倫がしやすい環境とは?


探偵社の調査報告を元に、ダブル不倫の特徴を見ていくと「出会うきっかけや環境」に特徴がありました。
注目すべき代表例を2つ紹介します。

(1)同じ職場

いわゆる「社内不倫」の結果、ダブル不倫になる…というパターンで、昔から多い典型例です。
元々、同じ職場で男女が毎日顔を合わせていれば恋愛関係に発展しても不自然な話ではありません。
相手の仕事に理解があり、家庭への不満やストレスにも理解もある。
さらに、行動パターンが似ていれば、ちょっとしたきっかけで意気投合してしまう…という可能性は高いと言えるでしょう。

同じ職場であれば、残業・夜勤・出張・休日出勤…等々。
その気になれば、いくらでもスケジュールの調整は可能。
会社としても薄々は不倫関係に気付いていても、余計な話に発展する事を避けるために、知らないふりをしてしまうことが多く、さらに発覚が遅くなる原因になります。

(2)マッチングサービスの利用

この数年で急増しているパターンです。
従来の不倫は会社関係者や地域活動、カルチャースクールなどを通して知り合った2人が不倫関係になる事ばかり。
周辺調査をすれば比較的簡単に不倫の証拠を掴むことができました。
しかし、マッチングサービスの場合、日常生活では接点のない2人が「最初から不倫目的で繋がる」事が多く、発覚しづらいと言います。

実例としては
・公務員の男性と専業主婦(男性が半休をとり、時間を合わせて平日の日中に密会。)
・宿泊業の男性と介護職の女性(お互いにシフトを調整し、夜勤と偽って密会。)
・営業職の男性と地方在住の既婚者(男性の出張に併せて密会。長距離不倫関係を継続。)

この場合、最初から配偶者の目を盗んで不倫をする意思があるため、極めてタチが悪い事例だと言えるでしょう。
さらに恋愛感情が希薄なため、罪悪感を感じない人達も多いのも特徴の一つ。
スマホ1台で簡単に不倫相手を探す事も現実的には不可能ではありません。
疑い出せばきりはありませんが、隙間時間の多い人達は特に不倫のチャンスがあると言えます。

ダブル不倫中の家族への気持ち

不倫をしている当事者の気持ちは、大きく分けて2パターンあります
それは「家族に対する罪悪感の有無」が大きな分かれ目だと考えられます。
では、罪悪感がダブル不倫にどのように影響するのでしょうか?

(1)罪悪感を感じながらもダブル不倫がやめられない人

ダブル不倫をしている人の中には、
・自分の家族を裏切っている罪悪感。
・相手の家族に対する罪悪感。
・社会通念に反する行為をしている罪悪感。

など、不倫に対して冷静な判断ができる側面が残っている特徴があり「家族に悪いことをしている」という自覚はあります。

しかし、悪い事と認識しながらも、
・自分を満たしてくれる相手との関係を断ち切れない。
・好意を抱いている人に頼られると自尊心が満たされ、冷たくできない。
・そもそも「悪い事をしている」背徳感の刺激がやめられない。

など、精神的に弱く自立できていない側面があります。
成熟した大人であれば、罪悪感を感じる前に自制心が働き自分だけでなく相手の行動もある程度はコントロールできるはず。
端的に言えばこのタイプは「承認欲求が強く、目の前の刺激(快楽)に弱い人」と言えるでしょう。

(2)ダブル不倫でも罪悪感を感じない人

そもそも、不倫が悪い事…と認識できない/認識していない人達も少なからず存在します。
特徴的な考え方として
・不倫をさせてしまう配偶者が悪い(魅力がない/隙がある/既に夫婦関係が悪化している等)
・不倫は趣味感覚の遊びでしかない(そもそも不倫も友達と遊びに行く程度の感覚で、悪さをしている自覚がない)
・夫婦仲を円満に保つための必要悪で、双方の家族にとって有益な事。

これは一般的に理解できる内容ではありませんが、不倫に対する根本的な捉え方が違うため、そういうものとして考えるしかありません。
多少、乱暴な表現になりますが、サイコパスの思考を一般人に理解しろ…と言っても無理な話です。
また、不倫を正当化するために、なにかと理由をつけて配偶者に責任転嫁をするのが上手い人が多いのも特徴です。

このタイプの人達はダブル不倫中の生活態度も良好で、
・配偶者や子供の記念日は、欠かさず家族で祝う。
・ダブル不倫をしている相手と家族ぐるみで付き合い、一緒に出かけたりもする。
・仕事もできるタイプで社会的評価も比較的高い人が多い。」

つまり「不倫」を上手く使ってオンとオフを切り替えてストレスを解消できる、言わば「気持ちのコントロールが出来る器用なタイプ」と言えます。
しかし、その器用さの犠牲になっている自分や相手の家族に対する配慮が欠けている点を考えると、一種のサイコパスと言っても過言ではないでしょう。

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