親は不倫という環境に身を置いている娘を想って悲しむ
親はなにより子どもの幸せを願っています。
そんな大切な娘が不倫という環境に身を置いていると知ったら、親は必ず悲しみ、相手の男性に怒りを覚えるでしょう。
先程も述べた通り、不倫相手という位置づけは世間的には都合のいい女という認識です。
そのため、自分の娘がそんな扱いを受けていると知って平気でいられる親の方が少ないでしょう。
あなたが今選択している道は、親を悲しませることになる道です。
いくら当人同士が本気だと言っても、親にとってはそんなことは関係ありません。自分の娘がつらい思いをしないことが一番だからです。
好きな男性に家庭があるなんてつらくない訳がないですよね。普通の恋愛よりもつらい思いをすることも、我慢しなければならないことも、傷つくことも多いと思います。
娘にはそんな思いはしてほしくないというのが親心です。
「私が好きなんだから」「私の人生だから」という意志をを持つことも時には大事ですが、親心を踏みにじらないというのもとても大事なことです。
この世界で一番あなたの幸せを願っているのはきっと親です。
そんな大切な存在の人たちを悲しませるような恋愛をするのはもうやめましょう。
おわりに
不倫を抜け出すのは普通の恋愛を終わらせるよりも難しいと言われることがあります。
なぜならつらい思いをするぶん会えたときの幸せが倍増し、その喜びを忘れられないからだ、と。
しかしつらい思いをするぶんその反動で幸せが大きくなるというのは間違っていると思います。
つらいものはつらいですし、つらいと感じているその時間はその後に感じた幸せで埋めることはできないと思うのです。
不倫を抜け出すのが大変なのは、つらさの分その反動で幸せを感じるからではなく、自分の未来を信じたいからです。
たとえばスロットゲームをしていてもう少しで大当たりが出そうなとき、UFOキャッチャーで取りたいぬいぐるみがもう少しで落ちそうなとき、行列のできる飲食店で数時間待っているけどもう少しで呼ばれるかな?というとき、そんなとき人はなかなかそのタイミングで諦めることはできません。
もう少しでゴールが見えるのではという期待と、ここまで待ったのだからという執着があるからです。
特に執着は自分が気付いていないところで持っていることも割と多いです。
「ここまできたのだから」「こんなに頑張ったんだから」「今までもたくさんのつらさを乗り越えてきたんだから」という考えは、ただの我慢くらべに他なりません。
幸せになるために必要なのは我慢でも執念でもありません。
時には手放すことが幸せへの最短距離だったりするのです。
自分の幸せと、自分の幸せを心から願ってくれている人の気持ちだけにフォーカスを当ててみるとおのずとあなたがすべき行動が見えてくるでしょう。