妻に浮気を許してもらうために必要なこととは?

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2019.4.23

相手の気持ちも全部受け止める


自分の気持ちを伝えたら、今度は相手の意見や気持ちを受け止める番です。
あなたが本音を伝えたことによって、相手の女性も妻としての自分のあり方や夫婦としての二人の関係について真剣に考えるはずです。
どんなに真剣に心の内を伝えても「無理。もう離婚。」と聞く耳を持たないのであれば、妻側にはやり直すという選択肢がないのかもしれません。
しかしもしそうじゃないのであれば、時間はかかったとしても自分の意見も伝えようとしてくれるときがやってきます。
そうなったときに、相手の気持ちを一旦全て受け止めることが重要です。
もしかしたらものすごい責められるかもしれないし、罵倒されるかもしれないし、傷つくことを言われるかもしれませんが、それも全てあなたが浮気をしたからです。
簡単ではない話し合いになる覚悟を持って、相手の気持ちや言い分を全て受け止めましょう。
ただ、この全てを受け止めるというのは言いなりになることとは違います。
許してもらうために妻の言いなりになることは、とりあえず形式上謝罪をし倒すことと同様です。
自分の気持ちを伝え、妻の意見や気持ちを知り、お互いが納得する点で落ち着くことが今後も本当の意味で関係を続けていくには不可欠なことなのです。

もう傷付けない覚悟を決める


双方が本心を伝えあいこれからも一緒に歩んでいくという結論になったのであれば、あとは覚悟を決めるだけです。
浮気をしたり不倫をするのは結局は当人の覚悟ができていないからです。
付き合うことも結婚することも誰もが当たり前にできるこの世の中で、彼女・彼氏や妻・夫を絶対に悲しませない、自分はこの人と向き合うんだという覚悟を持って付き合ってい
たり結婚したりしている人は実際にはほとんどいないと言ってもいいでしょう。
結婚するときは「一生大切にする」「生涯一緒にいる」「幸せにする」と誓っても実態は3組に1組が離婚という結末に終わるのがその証拠です。
もちろん最初から別れを見越して付き合ったり結婚する人もいないでしょうが、同様に相手と一緒にいることの本当の意味での覚悟をできている人もいないのです。
実際、これだけ多くの異性が存在していて、お互いの容姿も年齢と共に衰えていき、たくさんの誘惑があるなかで、一人の人だけを死ぬまで見続けるなんて容易なことではありません。
容易でないからこそ覚悟が必要なのです。
これから先も一緒にいたいと願う相手なのであれば、もう絶対に相手を傷付けない覚悟を決めてください。

おわりに

世の中には夫の浮気を乗り越えて関係を修復した夫婦は多く存在しますが、その中の何割が根っこの部分から関係を築きなおすことができているかは定かではありません。
浮気というのはそれほどまでに相手を傷付け、二人の関係を一瞬で崩す行為なのです。
よく「浮気をする人は繰り返す」と言われますが、それは浮気をした側もされた側も本心から修復に向き合うことができなかったからです。
自分の気持ちに向き合うこと、相手の気持ちを受け止めること、二人の落ち着くポイントを探りだすこと、相手を傷付けない覚悟を決めること。いずれも言葉で言うほど簡単なこ
とではありませんが、お互いに自分と相手に向き合うことを決めれば、決して越えられない山ではありません。
心から浮気を反省していて妻に許してもらいたいと願っているのであれば、まずは自分自身に向き合うことから始めてみましょう。

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