不倫から本命になって後悔してる女性の実例
最後に、略奪愛に成功し本命の座を手にしたにも関わらず、後悔をしている女性の実例を挙げて終わります。
このような悲惨な末路が全てではありませんが、もし、不倫の恋を成就させたいと考えているならば、頭の片隅に入れておいてください。
事例:既婚者男性を略奪し、結婚した女性の例
男性は32歳の中堅企業の会社員。
不倫から本妻の座を獲得した女性は30歳で未婚。
男性は離婚直前まで持ち家に住み、2人の子供がいました。
両者は仕事を通して知り合い、女性の方からの積極的なアプローチがきっかけで不倫関係がスタート。
元々、女性も結婚願望が強く、既に既婚者だった男性が「家庭的で理想の夫」に近かったため、手段を選ばずに迫った経緯がありました。
次第に男性も「このままの関係は良くない」と考えるようになり、前妻との関係を清算して不倫女性との正式な再婚話を進める事に。
「妻とは近いうちに離婚をするから…。」なんて無責任な甘い言葉は言わずに不言実行する男らしさに感動し、ますます運命の出会いを強く感じるようになります。
男性が住む家も特別豪華ではないものの、比較的キレイな一軒家で利便性も抜群。
正直、新婚早々の新居が前妻も住んでいた…と考えると面白くない気持ちもありました。
しかし、それ以上に憧れの結婚生活を目の前に胸が高まり、これからの幸せな日々をイメージすると多少の困難も気合でなんとかなると本気で考えていました。
実際には再婚話が進むにつれ厳しい現実に直面することに。
まず、前妻からの離婚訴訟に関する通達が届き、家庭裁判所に出頭することになります。
男性が離婚をする際に「新しい相手と人生をやり直したい」という内容を正直に伝えていたので、一切の抵抗はできませんでした。
話し合いの結果、財産は全て前妻の名義となり、そこには住むつもりだった一軒家も車も含まれています。
さらに、二人の子供が成人するまでの養育費の支払いと、男性が死亡した時の相続権も確実に子供にいくように明記した書類も用意させられる事になりました。
次々と目の前に積まれる書類に、当初のイメージは勝手な思い込みに過ぎなかったと気付かされ、思い描いていた幸せな新婚生活に大きなヒビが入っていく事を実感しました。
結果、憧れの新婚生活を目の前に無一文になっただけでなく、将来のための貯蓄も厳しい状況に。
かと言って、今更「お金のないあなたと結婚できません」とも言えず、籍を入れることになります。
結婚式も満足にできず、今更になって両親に申し訳ない気持ちになりましたが、全ては後の祭り。
翌年に待望の子供が産まれましたが、夫が亡くなっても全額の相続が不可能…と思うと、気持ちが落ち着きません。
さらに、自分が産んだわけでもない子供のための養育費が夫の収入から引かれているかと思うと…。
わかってはいたとは言え、ストレスを感じるようになり、理想的だった夫と無意味な口論をする回数も増えてきました。
結婚さえすれば全てが上手くいく…と思っていたのに、目の前の厳しい現実は弱音を吐く事も許されず。
何をどこで間違えたのだろう?と悔やむ日々を送る結果になってしまいました。