幸せも束の間…不倫から本命になった女性の末路

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2019.3.13

不倫から本命になることのリスク


不倫から本命になると、優越感に満たされ幸せを感じるかもしれませんが、それも一瞬の話。
「他人の男性を奪い取った」という事実は変わらず、どんな事情があれ周囲との関係に遺恨を残す事はさけられません。
では、具体的にどのようなリスクがあるのか見ていきましょう。

(1)前妻との関係を清算するための多額の費用

まず、男性が離婚をする際に前妻に支払う慰謝料が発生します。
子供がいれば成人するまでの間、養育費の支払いも義務となるでしょう。
場合によっては、離婚に伴い財産をすべて放棄し、文字通り「裸一貫」での再スタートも覚悟しておいた方が良いです。
不倫の末に略奪した男性は、貯金も財産が無い…どころか、借金がある可能性もあります。
また、女性自身が前妻に対する慰謝料の支払い義務が生じる事も想定しておく必要もあるでしょう。
そのため、新生活をスタートさせる費用の捻出も難しくなるケースも決して珍しい話ではありません。

(2)社会的ペナルティ

不倫の末に離婚をした…となれば、男性の社会的ペナルティは避けられません。

会社員であれば、降格処分や希望しない部署への左遷など。
最悪の場合、会社に居づらくなり依願退職に追い込まれるケースも考えられます。
前妻との離婚が成立した…と喜んでいたら、同時に無職になり新生活の目処が立たない事も。
運良く転職先が見つかったとしても、今まで通りの収入や待遇が保証されているわけでは無いので、余程の実力が無い人には茨の道が待っている事でしょう。
また、新生活をスタートさせても過去の過ちが完全に消えるわけではありません。
心ない人からの誹謗中傷は、無関係なはずの子供にまで矛先が及ぶこともあります。

(3)不倫をした男はまた不倫をする傾向が強い事実

過去に不倫をした事がある人は、同じようなきっかけがあれば、再び不倫をする可能性が高いです。
それは略奪した側の女性が一番よくわかっている事でしょう。
不倫の末に手に入れた幸せは、また同じように誰かに奪われても不思議な話ではありません。
相手の態度がいつまでも変わらず、幸せな生活を続けられると考えるのは認識が甘いと言わざる得ないでしょう。
特に不倫をするような男は、寂しがりやで自己承認欲求が強いタイプが多く、少しでも不満を感じる場面があれば、また同じように他の女性に逃げる特徴があります。
疑心暗鬼の精神状況も長く続けば、それだけで疲弊してしまいます。
安らぎと癒しの場であるはずの家庭に、心を許すことが出来る相手がいない…となれば。
「不倫の結果、幸せになれない」と言われる一番の理由はこれかもしれません。

わかっていてもやめられない不倫の恋


「恋は盲目」とはいえ、冷静に考えれば不倫が正しい行為だとは誰も思わないでしょう。
それでも「好き」という気持ちを抑えることができず、結果的に「好きになってしまったものは仕方がない」という誤った考え方を正当化するようになります。
では、略奪をしてでも不倫の恋を成就させたい女性はどのような心理状態にあるのでしょうか?

(1) 本妻に対する競争心

これは、意中の男性に対して「私は、あなたの奥さんより魅力的な女性である」という自己顕示欲が強く出ている状態です。
当初は不倫の恋を成就させることが目的だったはずなのに、いつの間にか「本妻の悔しがる顔が見たい」と本来の目的からズレてくる人もいます。
この背景には、他人の幸せが許せない/壊したいと考える「破壊衝動」が根底にあります。
自分が有利な立場に立つために、相手=本妻の情報を集めようとするのは自然な発想です。
しかし、必要のない情報を元に絶対に勝ち目のない所で自分と本妻を比べても、惨めな気分になるだけで、それはただの嫉妬にしかなりません。

(2)「焦り」や「女の意地」

プライドの高い女性に多い内容で「引くに引けない状態になってしまった」というケースです。
不倫の恋を否定する事は、即ち「自分自身を否定する事」になり、それだけは我慢できない…と、間違っているとわかっていても身に引く事を選べない人がいます。
また、女性には出産を考えると時間的な限界があり、結婚適齢期の女性はその焦りから冷静な判断ができなくなってしまう人もいます。
女性には重要な判断を早急にしなければいけない年齢やタイミングがあり、それは男性よりもシビアだと言えるでしょう。
何かを間違えている…と気が付いた時点で軌道修正が出来ていれば問題はありませんが、意固地になって判断を誤ると、その先には厳しい現実が待ち受ける事になります。

(3) 恋愛をしている高揚感こそ幸せと考えている間違い

一般論として、好きな人を思い浮かべる時の胸の高鳴りというものは、男女問わず素晴らしいものです。
しかし、大人の恋愛はそれだけが全てではありません。
特に結婚を意識すると、異性としての魅力だけでなく、知性や教養、社交性、モラル、生活力…等々、総合的に判断をする事になります。
ところが、不倫の恋は周囲にバレてはいけない…という緊張感や背徳感から、興奮状態になりやすく、これが恋愛初期の高揚感に類似しています。
心理学的にも「不倫の恋は燃え上がりやすい」という研究報告があり、この高揚感には中毒性があるとされています。
また、不倫をテーマにしたドラマや小説の登場人物と自分を重ね合わせて、何かのヒロインになりきってしまっている女性もいるようです。
本人は楽しいかもしれませんが、他人から見るとかなり恥ずかしい行動をしている事もあります。
相手と目が合うだけでドキドキして幸せ…と言って許されるのは、学生時代までと言えるでしょう。
いつまでも成熟した大人の恋が出来ていない/大人の恋に魅力を感じない…と思うことがある人は要注意です。

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