調停離婚の経験がある女性100人に聞いた
『調停離婚』についての実態調査
過度な期待に注意!経験者が語る 『調停離婚』について知っておきたいこと
総合探偵社株式会社MR(本社:東京都豊島区 代表取締役:岡田真弓)では、調停離婚の経験がある女性100名を対象に浮気・不倫についてのアンケート調査(調査協力:メディアパーク株式会社)を実施いたしました。
- 調停離婚を行うことを決めたのはどちらからですか?
妻から……83% 夫から……17%
まず、そもそも調停離婚をどちらからという質問に対しては、8割以上が女性側から行動していることがわかります。 今回のアンケートでは、男性側の浮気や素行が離婚の起因となっていることが多く、話がこじれてしまったり、夫側が離婚に応じずに 調停へ。というケースが多く見られました。
- 「調停離婚」に対するイメージはどのようなものでしたか?
解決への期待や自分の味方と考えていた方は3割程度。半数以上は「怖い」「難しい」「大変」などと不安に思いがち。
調停離婚に対して実際の経験前に抱いていたイメージを聞いてみたところ、「怖いところ」「お金がかかりそう」「冷たい、堅苦しい感じ」などネガティブなイメージに不安を感じている方が半数以上を占めました。一方、ポジティブなイメージを抱いていた方は「味方になってくれて、すべてを解決してくれる。」と言った期待を強く抱いている意見も見られました。
- 調停離婚を経験してみてどうでしたか?
万全に解決してくれると思いきや「意味がなかった」「親身になってくれない」「夫が有利になってしまって納得がいかない」など不満の声も多数。
実際に調停離婚を終えてみた感想を聞いてみたころ、不安から良い印象へと変化した方は約4割程度。残り6割の方は「不満」「がっかり」という回答が目立ちました。 不満の主な原因としては、時間をかけた割に、自分よりも夫が有利になってしまったことや、調停員の対応の仕方など、最初に期待していた結果と大きくかけ離れてしまったという意見が多数。
「調停離婚」という普段の生活では、あまり関わることがないところ。全体的に過度な期待や不安を抱いており、終わってみるとイメージと違ったという意見が目立ちました。ただでさえ「離婚」は、精神の負担が多いもの。余計な心労を重ねないためにも、専門家への相談や、様々なケースを調べておくことが大切。と経験者は語ります。
Q1.
調停離婚を行うことを決めたのはどちらからですか?
Q2.
「調停離婚」に対するイメージはどのようなものでしたか?
Q3.
調停離婚を経験してみてどうでしたか?
【これから調停離婚を行う方に一言】(抜粋)
- 裁判官や弁護士の言う事が全て正しいわけではないので、自分でも知識をつけて納得いくまで裁判を続けるべき ー48歳 自営業(離婚時の年齢 48歳)
- 冷静に。相手のことを文句など言わないで、常に自分の主張をする。 ー38歳 看護師(離婚時の年齢 37歳)
- 弁護士は、必須。こころの動揺で、調停員の肩の持ち方がちがう。 ー40歳 会社員(離婚時の年齢 40歳)
- 感情的になっても意味がないので冷静に。調停委員に不満があれば、調停委員を変えられるなら変えたほうがいいと思います。 ー38歳 着付け師(離婚時の年齢 34歳)
- 感情に走りがちだが、調停や裁判に感情はジャマになる。論理的に考えをまとめること。物的証拠などがあれば必ずとっておくこと。モノがない場合は、専用ノートを作って、思い出せるところから書き起こしたり、現在進行形の部分は日記をつけること。これも、感情は出さず、事実のみ記録すること。あと、調停では調停員さんと話せるのは一人一回30分程度なので、話す要点をまとめておくこと。調停では先方と顔をあわせる場合もあるので(同席はしないけど、施設内で)会いたくない場合は気をつけること。 ー39歳 雑貨販売(離婚時の年齢 37歳)
- 相手に少しでも情がある場合は調停はせず、離婚を考え直した方がいい。調停をするとなったら、自分が伝えたいことや条件、いつどのような経緯で離婚を決意したのかなど、箇条書きにしておくとスムーズに進む。相手と金銭面などで折り合いがつかない場合はある程度の妥協をすることで離婚ができる。 ー40歳 製造業事務(離婚時の年齢 35歳)
■調査概要
調査対象:調停離婚の経験がある女性
回答数:100名
調査時期:2014年2月
調査協力:メディアパーク株式会社